赤ちゃんの口の中にまだ食べ物が残っているのにさらに食べさせると、よく噛まずにごっくんと飲み込む癖がついてしまうことがあります。赤ちゃんの口の動きを確認して食べさせるペースに注意し、「もぐもぐしようね」と声をかけながら口を動かしてお手本を見せてあげましょう。また、離乳食のかたさが軟らかすぎたり、大きさが小さすぎたりすることでそのまま丸飲みしてしまう場合もあるので、離乳食のかたさや粒の大きさを見直してみるのもいいと思います。
後追いは保護者の方の愛情や信頼関係ができた証とも言われています。そのため視界からなくなると不安を感じ泣いたり追いかけたりするといわれています。いつか終わると思っても大変ですよね。例えばこどもから離れる時は、何も言わず離れず「トイレに行くね」などと声をかけると安心してくれます。こまめに声をかけて安心させてあげましょう。
高血圧には生活習慣が大きくかかわってきます。若い頃から塩分過多な食事が習慣になっていると、40歳代を過ぎて急に血圧が高くなることもあります。
高血圧の予防対策は子供の頃から始めても決して早いことはありません。外食の頻度を少なくしたり、家庭での料理は塩分をコントロールすることが、将来の自身や家族の健康を守ることに繋がります。またウォーキングなどの運動を取り入れる、節酒を心がける、禁煙することも有効です。時間を決めて毎日血圧測定を行い、自身の血圧の状態を知ることも大切です。食生活に気を付けながら、少しずつ生活習慣を改善していきましょう。
担当:長尾千聖
出汁のうま味をきかせると、味噌の量が少なくても味が薄いと感じにくくなると言われています。昆布やかつお節、しいたけなどでしっかり出汁をとって活用してみましょう。仕事などで忙しくて出汁をとっている時間がない日には、塩分控えめの市販の出汁の素を試してみられるのも良いと思いますよ。また、身体の余分な塩分を排出させる働きがあるカリウムを多く含むほうれん草やイモ類、わかめなどの具材を多くいれると、食べごたえもあり満足感が上がる一方で、汁を飲む量が減るので塩分が抑えられて効果的ですよ。
担当:亀岡千紘
お勧め商品:味の素 お塩控えめのほんだし
今は物を投げたり落としたりするのが楽しい時期だと思います。また、親の反応をみて楽しんでいることもあります。「1歳代だから、まだ言ってもわからない」ということはありません。ダメな事はだめ。と食事のマナーを伝えましょう。その時にダメであることの明確な理由を説明することが大切です。また、何度も投げる事が続くのであれば、【3回投げたらごちそうさまをする】などの家庭内ルールを作って対応してもいいですね。
好奇心からいろいろなものに興味をもって自分で試してみたい時期です。集中力は10分程しか続かないので、30分程度を目安に「ごちそうさまね」と片付けるようにしましょう。
お腹が空いていればしっかり食べられるはずですので、おやつの時間や量を見直すのもいいですね。
また、エプロンを着せてあげたり、周りにシートを敷くなどの対策をしておくと、食事中に汚れてしまっても片づけが楽なので、気持ちも楽になると思います。
朝食を抜くなど2食になると、空腹の時間が長くなるため1回の食べる量が増え、逆に食べ過ぎに繋がる可能性があります。1食の量が増えることで血糖値を不安定にする原因にもなるため注意が必要です。
また、食事の回数を減らすことで食事量が減ると、脳のエネルギーが不足し脳の活性化にも悪影響を及ぼすこともあるため、3食バランスよくとることが大切です。
担当:長元佑未
外食は一般的に高カロリーで糖質が多めになってしまいがちですが、選び方と食べ方を工夫することで血糖値の上昇を抑えることができます。まずは主食・主菜・副菜の揃った定食メニューを選ぶようにしましょう。また、野菜などの副菜から食べると、食物繊維の働きが血糖の急激な上昇を抑制してくれます。ゆっくりとよく噛んで食べることも大切で、満腹感が得られやすくなり食べる量を減すことに繋がります。食事に気をつけることにプラスして、「賢者の食卓」という特定保健用食品を取り入れるのも良いですね。スティックタイプでも持ち歩きに便利で、飲み物などに溶かして飲んでいただけます。飲み物の味を変えないのでおすすめです。
担当:溝口梨奈
お勧め商品:賢者の食卓
今の赤ちゃんにとって栄養源になっている母乳は、お母さんの血液でできているので、お母さんが食べたものに影響されます。洋食などの脂っこい食事に偏ってしまうと、赤ちゃんの腸内でも脂を好む悪玉菌が増え、臭いおならが出やすくなります。反対に、キノコやわかめなどの食物繊維、野菜を積極的に摂っていただくと、善玉菌が増えて、臭わないおならになりますよ。また、和食中心にしていただくと、脂の摂取も少なくなり、野菜もとれて栄養豊富のため、母子ともにメリットがありますよ。
オリーブ油はHDLコレステロールを下げずに、LDLコレステロールを下げてくれる働きがあります。オリーブ油はドレッシングなど生食もできますし、加熱しても酸化しにくいのでとても使いやすい油ですが、油はどれも1gで9kcalあり大さじ1杯で111kcalになる高エネルギー食品です。摂りすぎると摂取エネルギー過多になりますので注意は必要です。
担当:白井優希
食事の工夫の一つとして、「糖質」を制限しましょう。糖質の過剰摂取は、体内で中性脂肪をつくるのです。糖質は果物や野菜にも含まれますが、それよりも加工食品から見直しましょう(「砂糖」が入ったものと言えばイメージしやすいでしょうか)。例えばクッキーやケーキなどの菓子類、ジュースなどの飲料には多くの糖質が含まれます。商品パッケージの裏を見てください。砂糖、果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖・・・これらすべて糖質です。間食されているなら、まずそこから減らしていきましょう。
担当:新宅恵
アレルゲン除去調整粉乳は、牛乳アレルギーのお子様のために作られたミルクです。アレルギー用ミルクを使用してもその後のアレルギー疾患の発症を予防できるわけではなく、アレルギー予防策として推奨されているわけではありません。アレルギー用ミルクの選択は、医師の指示に従って使用しましょう。
ロコモは運動器の障害があり、介護が必要になるリスクが高くなった状態のこと、フレイルティーは老化に伴い身体機能が低下し、健康障害が起こりやすくなった状態のことです。
どちらも骨、関節、筋肉など運動器の能力が低下している点は同じです。
しかし、フレイルティーは身体的問題だけでなく、認知機能障害やうつなど精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題も含んでいる状態をいいます。
また、フレイルティーはロコモの影響を大きく受けることもあります。
担当:髙野絵未佳
お勧め商品:メイバランス、骨ウエハース
ナッツにも種類があるので、診断されたもの以外ではアレルギー症状は出ませんが、他のナッツのアレルギーを起こしやすい傾向がありますので、摂取には気を付けましょう。ピーナッツ(落花生)以外の食品はアレルギー表示が努力義務または表記されていないこともあります。外食や市販品はよく材料を確認しましょう。また、保湿オイルやシャンプーなどにナッツ系のオイルが配合されているものもありますので、注意してください。
ロコモティブシンドロームを防ぐためには、運動と食事両方とも大切です。
運動としては、片足立ちや、スクワットなど主に足腰の筋肉を鍛える運動が最適です。また、ウォーキングなども有効です。
食事の面では、主菜から先に食べるようにすることで、少量しか食べられない場合でも、たんぱく質をしっかりとることができます。
また、MCTオイルやプロテインパウダーなどを食事に足すことで、少量でもしっかりエネルギーをとることができます。
もし食事が足りていない場合には、間食にメイバランスやクリミールなどを飲んでいただくと補うことができます。
担当:打田海人
お勧め商品:日清MCTオイル・パウダー、明治 メイプロテイン、エンジョイクリミール
6ヶ月過ぎごろから徐々に自分で動く範囲が広くなってくるとともに、「自分でやりたい」という意欲が芽生えてくる時期です。
ボールを転がして一緒に追いかけることは、目と手足の動きのつながりになりますし、体を使った遊びは筋肉の成長も促してくれます。
また、積み木を積んでいく様子や、ダンボールをぽんぽんと叩く様子を見せて、「まねっこしたい」という気持ちを引き出してあげるのもいいですよ。
アルコールやカフェインは睡眠の質が下がり、ホルモンバランスの崩れに繋がるので、なるべく避けましょう
精白された炭水化物や砂糖は、血糖値の急上昇や急降下が起こりやすい食品です(高GI食品)。玄米や雑穀米、全粒粉のパンなどを取り入れたり、食事の順番を変え野菜から食べたりすることを意識してみてくださいね。
これらの食品は絶対にNGではないので、控えてみる、意識してみるところから始めてみましょう。
担当:澤田真帆
お勧め商品:命の母A
赤ちゃんの食べる量はほんの少量ですし、特にご家族が苦手な場合は大きな魚を買う必要はないですよ。既にカットされているお刺身を利用するととても便利です。お刺身なら骨や皮を取り除く必要がなく、赤ちゃんが1回に食べる量にもピッタリなのでおすすめです。余ったらそのまま1切れずつ冷凍保存しておけるのも使いやすいポイント。
魚の種類としてはタイやタラのように、味が淡泊かつ脂が少ない白身魚からスタートすると良いです。お刺身をそのままゆでたら、フォークの背でつぶすようにしてほぐすだけで食べさせることができますよ。少しパサついて食べにくそうな場合は、とろみをつけてあげると良いでしょう。
赤ちゃんは物をなめてそれがどういう物か確認しているので、それだけ脳が発達してきた証拠です。なめても大丈夫な素材や大きさのおもちゃは、「おいしいの?」などと声をかけながら見守ってあげてください。
簡単に飲み込めるような小さな物や細かい部品が取れてしまうものは、赤ちゃんの周りに置かないように環境を整えましょう。赤ちゃんがなめそうな家庭内の物は、ふいたり洗ったりして清潔に保つようにし、児童館など公共の場所のおもちゃは使う前に除菌シートなどでふいてあげるのがおすすめです。
女性は45歳くらいから、女性ホルモンのバランスの乱れによって身体的・精神的な症状が現れます。その症状は様々で、のぼせ、ほてり、肩こり、むくみ、関節痛、めまい、耳鳴り、憂うつ感、疲れやすい、眠れない、など多岐にわたります。
月経周期が乱れ始めていたり、45歳から55歳近くに当てはまるのであれば更年期症状の可能性があります。ただ、更年期の症状かと思っていたら実は他の病気が隠れていたということもあります。体調の変化や症状がつらいと感じたときは、一度婦人科を受診されることをおすすめします。
担当:深山加奈