1回の授乳時間の目安が20分くらいと聞きましたが、我が子は10分程しかないので、母乳の量が足りているか心配です。ミルクを足した方がいいですか?(月齢3ヶ月、男児)

授乳時間はあくまで目安で、個人差が大きいものになります。足りているかどうかのポイントは、赤ちゃんの体重増加が身体発育曲線に沿って増えているか、便がスムーズに出ているかを見てもらい、順調ならミルクを足さなくても心配ないでしょう。授乳間隔も2時間以上開き、授乳後ご機嫌も良いなら、欲しがった時にあげる今のペースで続けてみてください。体重の増えが横ばい、曲線を下回るなどがあれば、小児科医に相談してみましょう。

お母さんからもらった免疫があるから、6カ月までは病気にかからない?(月齢3ヶ月、女児)

6か月ごろまでは、お母さんからもらった抗体で、お母さんに免疫がある病気からは守られます。ただし、お母さんに免疫の無い病気にはかかる事が。感染症が流行する時期には人ごみに赤ちゃんを連れない、予防接種をスケジュールを組んで受けるなど予防対策を行いましょう。

腰据わりが出来ていなくてご飯を食べるときぐらついてしまいます。(月齢6ヶ月、女児)

赤ちゃんによって個人差がありますが、支え無しで1分以上しっかり座れるようになるのは8~9カ月以降が大半を占めています。今はまだ支えが必要な時期ですので焦らず成長を見守りましょう。腰が据わる前は、必ずしもベビーチェアを用意する必要はありません。ぐらつくようなら膝の上でお母さんがしっかりと赤ちゃんの姿勢を支えて離乳食を与えてあげてくださいね。

お外遊びが好きですが、最近暑くなってきたので心配なこともあります。夏に向けて外遊びで気をつけることはありますか。(月齢18ヶ月、女児)

子どもは大人に比べて水分を失いやすいので、こまめな水分補給を意識しましょう。ジュースや清涼飲料水は習慣性や虫歯が気になるので、ノンカフェインで甘味の少ないものが良いでしょう。
背が低く、地面の熱の影響を大人より感じやすいので、暑い日のアスファルトは避けたり、時間帯を考慮すると良いですね。遊具が熱くなっているとやけどすることもあるので、大人が確認してから遊びましょう。
必要に応じて日焼け止めや虫よけを使いましょう。

オムツをテープタイプからパンツタイプへ変更するタイミングはいつ頃を目安にしたらよいのでしょうか?(月齢3ヶ月、女児)

赤ちゃんによって個人差はありますが、一般的にテープタイプは生まれてからはいはいやたっちをする頃ぐらいまで使われることが多いです。おむつ替えのしやすさで選んでいただけるとよいため、寝返りをする、良く動く等お母さんがテープタイプだと留めづらいと感じられたら、パンツタイプに移行してみましょう。
まだはいはいやたっちをしていないねんねの時期でも、足をばたばたさせるなどおむつ替えがしにくいと感じられた際はぜひパンツタイプも試してみてください。

離乳食を始めたところ、食欲旺盛でよく食べるのですが、母乳の回数はいまのままで問題ないのでしょうか?(月齢6ヶ月、男児)

母乳の回数や量については、離乳食の進みにかかわらず欲しがるだけあげて大丈夫です。身長・体重が曲線に沿って伸びていて、離乳食の目安量を食べていれば問題ありません。お腹が空いているときに離乳食をあげたほうが食いつきがよいので、母乳は基本離乳食後に欲しがるだけ飲ませます。そのほかのタイミングで飲ませる場合は時間をある程度決めてあげると生活リズムを整えることができるのでおすすめです。

フォローアップミルクは飲まないといけないのでしょうか。(月齢11ヶ月、女児)

フォローアップミルクは、必ずしも飲まないといけないわけではありません。好き嫌いも少なく、離乳食を3回しっかりと食べられており、離乳食からしっかりと栄養がとれていれば、必要ありません。フォローアップミルクには、1歳から3歳のお子様の成長に必要な鉄やカルシウム、そのほかの栄養素もしっかりと配合されているので、不足が気になるようであれば、取り入れてみてください。

卵黄から卵白への進め方はどのようにすすめたらよいですか。(月齢7ヶ月、男児)

アレルギー反応がなく、体調が良いときに卵黄1個分まで増やしてからの方が安心ですが、赤ちゃんの機嫌や好みによっては、卵黄1個分を食べられないお子様もいるため、必ずしも1個分食べないと卵白に進めないわけではありません。卵黄を小さじ1くらいまで食べられるようになっており、卵白を始められる月齢になっていれば、体調の良い日に卵白を始めてみてもよいですよ。

母乳とミルクはどんな違いがありますか?ミルクは使わない方がよいのでしょうか・・・。(月齢2ヶ月、男児)

母乳には、さまざまな栄養素が入っているため、赤ちゃんのあたまを育てたり(DHA、アラキドン酸)、からだを育てたり(たんぱく質)、赤ちゃんを守る(オリゴ糖)といったチカラがあります。
ミルクはメーカーにもよりますが、母乳を調査して母乳の組成に近いものに作られているので、安心して使っていただけます。
母乳に少し足してあげたいとき、お母さん以外の方に預けるとき、お母さんの体調がすぐれないときなど、ミルクを活用してみるのもよいでしょう。

これからだんだん気温が高くなるにつれ、おむつかぶれを起こさないか心配です。何か予防法はありますか?(月齢4ヶ月、女児)

おむつかぶれを起こさないためには、肌を清潔で乾燥した状態に保つことが大切です。おしっこやうんちは肌にとって刺激をもたらす成分が含まれています。おしっこやうんちをしたら、すぐにおむつを取り替えましょう。また、おむつを取り替える際に、おしりふきやアベンヌウォーターを含ませたコットンなどでさっと拭き、肌を清潔な状態にして、ワセリンやベビーオイルなどの保湿剤で肌を保護しましょう。しっかり保湿をし、肌のバリア機能を高めることでおむつかぶれを起こしにくくすることが出来ます。気温が高くなり湿気や汗でおむつの中が蒸れた状態では、皮膚がふやけて傷つきやすくなるため、ベビーパウダーなどで汗や湿気による水分を吸収し肌をさらさらにしてあげましょう。

大人と同じ味付けで食べさせてもいい年齢は何歳からですか?(月齢9ヶ月、男女)

内臓機能が成長した6歳以降になります。
調味料を使いだすタイミングとしては、9か月以降で少量から始めます。
3歳程度まではだしのうまみなどを生かしてできるだけ薄味にするのが望ましいです。
4~5歳から少しずつ味付けに変化を与え6歳から大人とほぼ同じ味付けで構いません。
ただし、大人と同じ食塩相当量になるのは12歳以降なので濃い味付けや刺激のある調味料は使用しないようにしましょう。

離乳食を始めてからミルクの量が減って心配です。離乳食をよく食べていればミルクは少なくても大丈夫なものなのでしょうか?(月齢6ヶ月、女児)

ミルクの量は、離乳食に慣れてくると一時的に少なくなることがあるため、あまり気にしなくてもよいと思います。しばらくすると飲む量は元に戻ることがほとんどです。対応の工夫としては散歩に出かけたり、よく遊ぶことで食べるときや飲むときにお腹がすくように生活にメリハリを持たせます。お子さんの機嫌が良くない、尿の回数や便が少ない、乳児身体発育曲線に沿って体重が増えていない等の様子が見られたら、医師に相談するようにしましょう。

手づかみ食べをあまりしません。どうしたらよいでしょうか?(月齢9ヶ月、女児)

無理強いさせる必要はありません。手がべたつくのが苦手で積極的ではない赤ちゃんもいます。その場合、手がべたつきにくい食事にしてみるのもいいかもしれません。おかずが直接手につかないようにパンを使ったロールサンドやサンドウィッチにして食べさせるのもおすすめです。また、口をあまり動かさず食べ物をまる飲みしていたり、離乳中期(7~8ヶ月)の硬さや大きさの食べ物を口から出してしまう場合はまだ手づかみ食べを急ぐ必要はありません。

市販ベビーフードを利用するときの注意点はありますか?(月齢6ヶ月、女児)

注意する点が3つあります。1つ目は、子供の月齢や固さのあったものを選び、与える前には一口食べて確認すること。2つ目は、ベビーフードを選ぶ際には料理や原材料が偏らないようにすること。3つ目は、開封後の保存には注意し、食べ残しや作り置きは与えないこと。以上の3つになります。ベビーフードは衛生的で離乳食づくりの負担が軽減し便利ですし、離乳食の形や大きさのお手本にもなります。普段赤ちゃんに与えているものより味がしっかりしているように感じるかもしれませんが、その月齢の赤ちゃんにあった塩分濃度に調整されています。注意点を守り、安心して使用してください。

離乳食を食べる量にむらがあり、どう対応したらよいかわかりません。(月齢8ヶ月、男児)

この時期のお子さんは、様々なことに興味を持つようになるため、気分にむらが出て、食べたり、食べなかったりします。食事に集中しやすいように、食事の時はテレビを消したり、おもちゃなど赤ちゃんの興味が移りそうなものは片づけておくと良いですよ。
食べむらがあっても、顔色が良く、機嫌が良いようであればそこまで心配しなくても大丈夫です。無理せず、食事のリズムをいいていにしたり、色々な食事を体験させてみてはいかかでしょうか。

夜中にミルクを作るのがとても大変です。何かおすすめの方法はありませんか?(月齢1ヶ月、女児)

さまざまな事情で母乳をあげることができないときは、ミルクが強い味方になりますよね。
夜中のミルクには、液体タイプのミルクがおすすめです。アタッチメントをつけるだけで、常温でそのまま飲むことができるものもあり、ミルクを測る必要がありません。ただし衛生的にも、飲み残した分は廃棄してください。
また、液体タイプのミルクは、お出かけの際や、災害時などもしものときにも大変おすすめです。
お家にいくつか持っておくのも一つですね。

保育に入園するのですが、断乳した方が良いですか?(月齢9ヶ月、女児)

お子様がまだ母乳を飲んでおられるのならば、無理にやめる必要はありません。保育園に行くとお母さんと離れる時間が増えてしまいます。母乳をあげている時間はお母さんとお子様のスキンシップの時間でもあり、精神安定にもなります。お母さんが大丈夫そうであれば、朝、帰宅後、夜などお家にいる時間はお子様の欲しがるときにあげてください。お忙しいと思いますが、帰宅後はお子様とたくさんスキンシップをとれるといいですね。

風邪の時にイオン飲料を飲ませたことがきっかけで、お茶を飲まなくなってしまいました。水分不足が心配で結局イオン飲料を与えてしまいます。どうしたらいいですか?(月齢17ヶ月、男児)

17カ月ということで自己主張が出てくる時期かと思います。
「イオン飲料やジュースは間食(おやつ)の時間だけにして、ご飯の時はお茶にしようね」などと声掛けしてみましょう。大人やお友達がおいしそうに飲んでいる姿を見せたり、氷を入れてみたりすると、飲みたい意欲が引き出せるかもしれません。
いろいろなものを飲んだり食べたりする経験が増えると、イオン飲料へのこだわりは少なくなりますよ。

離乳食を始めて2か月程立ちますが便秘気味です。母乳も飲んでいますが、水分が足りているか心配です。(月齢8ヶ月、男児)

離乳食を始めるとうんちの状態や量も変化しますし、回数も多くなったり、少なくなったりしますよね。便が固すぎてうんちのたびに泣いていたり、おなかがぱんぱんで食事の量が減るなどが見られれば、便秘かもしれません。また、おしっこの色が濃くなったり、量が少ないようであれば水分が足りていないのかもしれませんね。
母乳だけでなく、お茶や白湯などの水分補給のほかに、汁物の食事を加えてみましょう。具沢山の味噌汁やポトフ、野菜あんかけなどがおすすめです。また、水分の多い果物(いちご、オレンジ、りんご)も水分摂取が補えます。果汁は糖分の働きで便を柔らかくしてくれます。

秋生まれの赤ちゃんの場合、どんなお洋服を着せてあげたらいいですか?(月齢0ヶ月、女児)

新生児の赤ちゃんには、基本の肌着にプラスして季節に合わせたものを着せてあげましょう。

【肌着の基本スタイル】

短肌着+コンビ肌着
※秋生まれの場合は、短肌着は使わない場合もあります。赤ちゃんに合わせて用意しましょう。

【季節に合わせたスタイル】

秋:ドレスオール(+寒い日はベスト)
冬:ドレスオール+ベスト
(お出かけの歳には、おくるみやバギーオール)

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