原材料のアレルギー表示は、健康危害の発生予防の観点から、特定原材料が定められており、容器包装された加工食品に表示が義務付けられています。
表示が義務付けられている特定原材料は、えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生です。
近年アレルギー症例数が増えたこともあり、令和5年3月より新たに「くるみ」が特定原材料に追加されました。
担当:ドラッグユタカ管理栄養士
私たちの体には、細菌・ウィルス・寄生虫などの異物から身を守るための「免疫」という仕組みが備わっています。アレルギーは、環境や生活習慣の変化によって、この「免疫」が異常を起こすことで起き、くしゃみや発疹、呼吸困難などの症状を起こすことがあります。
担当:ドラッグユタカ管理栄養士
アレルギー性鼻炎とは、鼻の中の粘膜に花粉やハウスダストなどの抗原が付着し、アレルギー反応を起こすことです。症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどがあります。
その中で、花粉が原因で発症する鼻炎のことを花粉症といいます。つまり、花粉症もアレルギー性鼻炎のうちの一つということです。
アレルギー性鼻炎の原因となる抗原には、花粉やハウスダストの他にも犬・猫などのペットの毛や、ダニなどの昆虫も含まれます。血液検査や皮膚テスト(プリックテスト等)などで症状の原因となっている抗原を調べることもできます。
担当:長元佑未
鼻づまりがひどい場合は、血管収縮剤の配合されているスプレーを用法容量を守って使用するようにしましょう。即効性が高く、使用してすぐに鼻詰まりがとれますが、使いすぎると逆に鼻詰まりが悪化してしまうので、2週間以上連用しないよう注意してください。
また、長期にわたる花粉症症状でお困りの方は、ステロイド入りの花粉症専用の点鼻薬がおすすめです。花粉飛沫開始~飛沫終了期間まで毎日定期的に使用し、症状が出ていないときも含めて使い続けることで効果を発揮してくれます。
担当:岡村実希
お勧め商品:急性的なアレルギー性鼻炎・・・アスタシオン点鼻薬クール
花粉症・・・ナザールαAR0.1%
牛乳で下痢を起こす原因として考えられるものに、牛乳アレルギーと、乳糖不耐症があります。
牛乳アレルギーとは、牛乳に含まれるカゼインや、βラクトグロブリンなどのたんぱく質が原因物質となり起こる食物アレルギーです。食物アレルギーの場合、蕁麻疹などの皮膚症状から、腹痛・下痢・嘔吐、呼吸困難、アナフィラキシーショックなど、症状の種類や強さは幅広いです。原因となる食材を除去することや、専門の医療機関での治療が必要になります。
乳糖不耐症とは、牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素の、小腸での分泌が不足することなどによって起こります。
どちらの場合も、牛乳・乳製品以外の食品からカルシウムを補給することは可能です。骨ごと食べられるしらす・煮干しなどの小魚や、納豆・木綿豆腐などの大豆製品、小松菜・水菜・ほうれん草などの野菜類、ひじきなどの海藻類にもカルシウムは豊富に含まれています。また食事から摂取するのが難しい日には、サプリメントから補うこともおすすめです。
詳しい診断や治療については、個人で判断せず、医療機関で相談してみてください。
担当:久瀬優子
お勧め商品:FNCC カルシウム&マグネシウム 120粒
花粉に含まれるたんぱく質の一部と、特定の果物、野菜に含まれるたんぱく質が似ているためアレルギー反応が起きやすいと言われています。「交差反応」といって、体が花粉と果物、野菜と間違えて反応することで起こります。
特定の果物や野菜を食べた直後~15分以内に、口の中がかゆくなる、のどがヒリヒリと痛くなった場合は、「花粉食物アレルギー症候群」の可能性があります。
このような症状が出た場合は、医師に相談し、正しい診断を受けてください。
担当:井石優未
生の果物や野菜を食べた時に、口腔内やのど、耳の奥にかゆみや違和感を感じることがあり、口腔アレルギー症候群と呼ばれます。このアレルギーは特定の植物の花粉症と関連があると言われています。
花粉症の方がアレルギーの原因となる花粉に似たアレルゲンを持つ食物を食べた時にアレルギー症状が出やすくなります。これを交差反応といいます。
例えばシラカバの花粉症ではりんごやもも、ブタクサの花粉症ではメロン、スイカ、きゅうりなどで症状が出ることがあります。
ほとんどの方が口腔内の症状で、全身症状が出たり重篤な症状はまれですが、アナフィラキシーを起こすこともありますので、ひどい症状が続くときは医療機関を受診ください。
担当:鈴木真帆
はい、まず目薬は花粉やハウスダストなどによる目のかゆみ・炎症を抑える「ロートアルガード子供クリア」があります。防腐剤無添加、無香料、無着色でしみにくい処方設計で安心してお使いいただけます。
飲み薬には、7歳以上から服用OKの「ハヤナ持続性鼻炎カプセル」があります。
急性鼻炎やアレルギー鼻炎症状の緩和に効果があり、1日2回の服用で飲みやすく、効果も持続します。副作用として眠くなることがありますので、注意してあげてください。
症状がひどい場合は、市販薬での対応が難しくなることもありますので、その際は受診してください。
担当:柳瀬沙矢加
お勧め商品:ロートアルガードこどもクリア、ハヤナ持続性鼻炎カプセル
アレルギーは食生活を見直し体質を改善することで和らげることができます。
腸を元気にする食品を摂ろう
発酵食品には、腸内の善玉菌を増やし、免疫力を高めて、アレルギー症状を緩和する効果が期待できます。
発酵食品:ヨーグルト、味噌、納豆、キムチなど
オメガ3系の油(魚油、アマニ油、エゴマ油)を摂ろう
青魚に含まれるDHAやEPA、アマニ油やエゴマ油には、体内の炎症を抑える働きがあり、花粉症などのアレルギー症状を改善する働きもあると言われています。
青魚:毎日、もしくは2日に1回を目安に。
アマニ油・エゴマ油:1日に小さじ1杯を目安に。
※加熱に弱い為、食べる直前にサラダやお味噌汁にかけてどうぞ。
飲み物は、甜茶やカモミールティーを!
甜茶やカモミールティーにも、アレルギー症状を抑える作用が期待できます。ノンカフェインなので、ご家族皆さんでお飲みいただけます。
担当:日野鮎美
「免疫」とは体内に異物が侵入した際に、それと闘って体を守ってくれる防御システムのことです。この免疫バランスが崩れると、花粉症などのアレルギー症状を発症しやすくなります。
担当:日野鮎美
眠くなりにくいものでよく聞くものだとジキナ鼻炎錠FXがお勧めです。脳に影響しにくいフェキソフェナジン塩酸塩配合なので眠くなりにくく口も乾きにくいですよ。1日1錠1日2回服用で24時間効果が続くのでお昼が忙しい方でも飲み忘れる心配もありません。アレグラと同じ成分ですがこちらの方が安いので経済的にもいいですよ。
お勧め商品:ジキナ鼻炎錠FX
アレルギー反応をブロックする成分、かゆみを抑える成分、炎症を抑える成分が最大量入っているので、ロートクリアブロックZがお勧めです。涙は花粉などの異物を出そうとして出てくるので、涙自体を止めるものはないですが、過剰な反応を止めてあげると、涙も出にくくなるはずです。
担当:竹村朋子
お勧め商品:ロートクリアブロックZ