筋力トレーニングをしなくても、食事をコントロールすることで、体重を減らすことは可能です。
ただし、食事から摂取したエネルギー量が、活動によって消費したエネルギー量を上回ることで体重は増えてしまいます。そのため、食事を減らしたとしても、活動量があまりにも少ないと、思ったような効果は得られないでしょう。食事改善と合わせて、毎日5分だけも運動を取り入れることがおすすめです。
食事は「減らす」ではなく、筋肉や代謝のために必要なたんぱく質をしっかり摂るようにしましょう。美しく、かっこよい体を目指すなら、筋肉トレーニングをプラスしましょう!
担当:ドラッグユタカ管理栄養士
防風通聖散の服用だけでは、必ずしも痩せるわけではありません。防風通聖散は、利尿や便通を促したり、むくみを改善したりすることで体重減少には期待できますが、本来は肥満症による腹部の皮下脂肪を分解・燃焼しやすくし、ダイエットを手助けするようなお薬です。
「漢方薬は安全」というイメージを持たれている方も多いですが、漢方薬が合わないと副作用が出てしまう可能性もあります。薬剤師や登録販売者に相談してから、体質に合ったお薬を服用するようにしましょう。
担当:ドラッグユタカ管理栄養士
ケトジェニックダイエットとは、厳しい糖質制限により身体をケトジェニックな状態にするダイエット方法です。
そして、ケトジェニックとは、体内のエネルギー回路を”ブドウ糖”から”ケトン体”に切り替えることです。私たち現代人は「炭水化物」が主食になっているため、”ブドウ糖”をエネルギー源としています。しかし、1日の糖質を60g以下にすることで、”ケトン体”をエネルギー源とすることができ、体脂肪を燃焼し、痩せることができます。
ただし、ケトジェニックダイエットはかなり厳しい糖質制限が必要になり、身体の不調につながることもあるため、注意点も把握したうえで行う必要があります。
担当:ドラッグユタカ管理栄養士
筋肉量は落とさず脂肪量を落としたいときは、「無酸素運動(筋トレ)→有酸素運動」の順番がおすすめです。筋トレで筋肉をつけると、基礎代謝が高まり、運動していないときにも脂肪分解を高める効果が期待できます。
有酸素運動は、酸素を使って脂肪を燃焼させる効果があるので、継続的に行うことが大切です。
どちらかだけに偏るのではなく、上手く組み合わせてトレーニングすることを意識してみてくださいね。
担当:ドラッグユタカ管理栄養士
オートミールとは、オーツ麦を食べやすく加工した食品です。
オートミールは同じ穀類の白米や小麦に比べて、GI値が低く、血糖値の上昇がゆるやかなことで脂肪になりにくいことから、ダイエットに取り入れられていると考えられます。また、調理の過程でよく水を吸って膨らむので、少量でも満足感を得ることができます。
さらに、オートミールは栄養豊富な外皮を残したまま加工しているため、食物繊維、ビタミン、ミネラルが多く含まれているのも嬉しいポイントです。豊富に食物繊維が含まれているため、オートミールを朝食べると1日中血糖値の急上昇を抑制する”セカンドミール効果”が期待できますよ。
担当:髙橋晏
お勧め商品:Kellogg’s オートミール
ダイエットにはリンゴ酢がオススメです。
リンゴ酢に含まれる酢酸は、脂質の合成を抑える効果が期待されます。
また、お酢に含まれるクエン酸には基礎代謝を高めてくれる効果があるため、リバウンドしづらい体質にしてくれます。
その中でも、当店がおすすめするフジタイムAQUAには、からだに嬉しい健康成分が20種類以上配合されています。これからの暑い時期の水分補給に取り入れてみてくださいね。
お酢は空腹時に飲むと、胃に負担がかかることがあるため、食後などに5~7倍以上に薄めて飲んでくださいね。
担当:亀岡千紘
お勧め商品:フジタイムAQUA
ナッツはそれぞれ1日にアーモンドですと23粒、クルミは10粒、カシューナッツは16粒になります。この量は約150kcalに相当し、間食において最適な摂取量になります。ナッツには、体のサビをとってくれる不飽和脂肪酸とビタミン、腸内環境を良くする食物繊維や、体の調子を整えるミネラルが含まれており、腹持ちも良いことから、ダイエットの間食にオススメです。また、おつまみ用のナッツがありますが、油や塩で味付けされているので、素焼きタイプを選んでいただくと良いでしょう。
担当:武智有紀
お勧め商品:ナッツ、アーモンド
栄養表示基準に基づき、100g(ml)当たりのエネルギーが5kcal未満の場合は「カロリーゼロ」「ノンカロリー」と表示できます。そのためカロリーゼロと表示があっても厳密には0kcalでないものもあるのでどれだけ食べても太らないわけではありません。また「低カロリー」「カロリーオフ」と表示できるのは100g(ml)当たりのエネルギーが40kcal(飲料では20cal)未満の場合です。例えば低カロリーの飲料を500ml飲むと約100kcal摂取になるので、食べ過ぎには注意しましょう。
担当:髙橋晏
炭水化物は、体に必要でない過剰分が脂肪として蓄積されますが、少なすぎても問題です。炭水化物は、人が体を動かす時に一番初めに使うエネルギーです。不足すると、筋肉を分解してエネルギーとするため、体重が減っても筋肉が落ちて代謝が下がり、痩せにくい体になります。
少なくとも主食は減らしても半量までにしましょう。お弁当を使って食事をすると、自然と主食・主菜・副菜がバランス良く食べられますよ。
また、炭水化物の多いお菓子やアルコール飲料などを減らすことで食事のバランスは崩さずに過剰な炭水化物の摂取を防ぐことができます。
担当:渡邊愛美
始めやすいものとして、食べる順番を変えてみませんか?野菜や温かいスープなど食物繊維たっぷりでかさの多いものを先に食べると、空腹感が緩和され食べ過ぎ防止になります。また食べる時には噛む回数を意識的に増やしてみましょう。噛む回数を増やすと自然と食べることに時間がかかり、満腹中枢が働き少ない量でも満足することができます。食事のあとどうしてもお腹がすくという人は腹持ちのよい間食を取り入れてみましょう。果物やヨーグルト、ナッツ類などがおすすめです。
担当:上地恵利佳
切り餅1個分(50g)で約120kcalで、ご飯(白米)で換算すると1/2杯分に相当します。つまり切り餅2個分(100g)=ご飯茶碗1杯分(150g)と同じカロリーです。おいしいからと沢山食べてしまうと気づいたらエネルギーの過剰になってしまうので、数を決めて食べ過ぎには注意しましょう。また食べ過ぎた時は、体を動かして消費カロリーを高めるようにしましょう。切り餅1個120kcalは、ウォーキング約30分で消費することが出来ますよ。
担当:日野鮎美
内臓のまわりに脂肪が蓄積する「内臓脂肪型肥満」は、糖や脂質の代謝異常を起こし、様々な生活習慣病の原因になることがわかっています。BMIが25以上で、ウエスト(腹囲)が男性で85cm以上、女性で90cm以上の場合、「内臓脂肪型肥満」が疑われます。日本では成人男性の約3割、成人女性の約2割が肥満で、男性では20~60代で全体的に高く、女性では40代以降で割合が高くなっています。(平成27年「国民健康・栄養調査」結果より)
担当:日野鮎美
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常症のうち2つ以上を併せた状態を「メタボリックシンドローム」と言います。それぞれの数値はそれほど高くなくても、動脈硬化の進行を促進し、心疾患や脳卒中などの危険性を高めてしまうため、注意が必要です。
担当:日野鮎美
ダイエット目的という事ですが、プロテインが体重を落とすわけではありません。お勧めの使用方法は、炭水化物などの糖質を減らし、代わりにタンパク質の量を増やすためにプロテインを用いる方法です。単に食事の量を減らすと、タンパク質不足になり筋肉の量も落ちてしまいます。それを防ぐために、まずご飯の量を今の6割ほどにセーブし、1日2回を目安にプロテインを利用してみましょう、よく噛むことで少ない量でも満腹感を得やすいです。もちろん、運動も追加することで、筋肉量の維持・増加が期待でき、代謝が良くなることでより減量効果が表れやすくなりますよ。
担当:北橋結:
お勧め商品:ザバスウエイトダウン・ザバスホエイプロテイン100
朝食を摂ることのメリットとして、体温を上げる、基礎代謝を上げる、また昼食や夕食の摂り過ぎを防ぐ、といったことが挙げられます。
朝食を抜いた場合、前日の夕食から翌日の昼食まで何も食べない状態が続き、身体は軽い飢餓状態となります。そのため、食欲は高まり、身体はできる限り活動を抑えるようになり、非常時に備え脂肪の合成が促進されやすくなり、その結果太りやすくなると言われています。
担当:北川千瑛
以前は、20分以上続けて運動しないと体脂肪は減らせないと言われていました。確かに20分以上続けると脂肪は効率よく燃え始めます。
しかし、脂肪の燃焼率にこだわるよりも、身体の消費カロリーを増やしていくことが肝心です。短時間の運動でも積み重ねれば、その分だけカロリーは消費されているのです。30分続けてウォーキングするのは難しくても、朝夕の通勤に10分余計に歩く、昼休みに近くの公園まで10分歩いてリフレッシュするなど、細切れでも総量を増やすことが大切です。
担当:吉田有加里