3回食に慣れてくると、なかなか白米だけでは食べてくれないですよね。
何かとあわせて目の前で混ぜて食べさせてあげるのも良いかもしれません。またしらすや乳児用のふりかけ、青海苔などをかけてみても良いですよ。
自分でなんでもやりたい時期なので、小さなおにぎりを作ってあげても喜ぶかもしれないですね。刻みのりや、ごまをまぶしてなるべく食べやすいようにしてあげましょう。
離乳食は5〜6ヶ月が始め時ですが、赤ちゃんのサインをしっかり観察して始めてください。
主なサインは、
・首がしっかり座っている
・支えたり補助があればお座りができる
・食事に興味を持つ(親の食事を気にする)
・口の中にスプーンなどを入れても舌を押し出さない
・体調・機嫌が良い
などです。これらのサインが見えると始め時です。
離乳食開始頃になると、よだれが増えてくる子もいます。唾液には消化機能も含むので良いサインですよ。
5ヶ月にこだわらず、成長に合わせてスタートしましょう。
・首が座っている
・支えてあげると座れる
・食べ物に関心がある
・よだれが出ている
などの傾向が見られたら、そろそろ離乳食の時期だと考えましょう。
お母さんからもらった免疫が無くなると、赤ちゃんは様々な病気にかかりやすくなってしまいます。
病気にかかりながら免疫を自分で獲得していきますので、神経質にならなくて大丈夫ですよ。
1歳、2歳、3歳と成長するにつれて少しずつお医者さんの顔を見る機会が減っていくものです。
タンパク質は筋肉や血、皮膚のもとになる働きと合わせて、免疫力などにも大きく影響する栄養素です。
大豆類などの植物性タンパク質と、肉・魚・卵などの動物性タンパク質に分けられ、中でも卵黄や赤身の肉・魚類は鉄分も豊富で、9ヶ月以降の赤ちゃんには是非とって頂きたい食材です。
タンパク質が不足すると風邪が流行る季節は免疫力などにも影響してくるので、お子様の体調などを見ながら少しずつ種類を増やしてみてくださいね。
大袈裟な反応をせず、気持ちをくみとってあげましょう。
1歳前の赤ちゃんなら親しみの表現や、遊びのひとつとしてかみつくことはよくあります。
また、赤ちゃんは自分の気持ちをまだ言葉で表現できない為、気に入らないことがあるときなどにかみつくこともあります。
赤ちゃんの様子をみて気持ちをくみ取り、抱っこして優しくさとすようにしましょう。
「軟飯」とは、噛むことがまだ苦手な赤ちゃんに合わせた、やわらかめのごはんのことをいいます。
お米から炊く場合は、米1:水2〜3ぐらいの割合です。大人が食べている普通のごはんは米1:水1.2の割合なので「軟飯」はかなりやわらかいごはんです。
炊いたご飯に水を加えても作れます。ごはんと同じ量くらいの水を加えて、ラップ後2〜3分加熱して、しばらく蒸らして下さい。
よだれの量は個人差が大きく、一概に何歳に止まるというものではありません。よだれの量が多いのではなく、口を閉じるのが苦手なのかも知れません。
2歳を過ぎてもよだれが多く垂れてくるのであれば、口周りの筋肉が生まれつき固い可能性がありますが、発達上問題となることは少ない場合が多いです。よだれが多いのは、胃腸の働きを正常にするメリットも大きいので、かぶれなどに気を付けて様子をみていって下さい。
この時期は1日に数回便が出る事はあります。食欲が無いなど元気がない様子が見られたり、水様便が続けて出る、1日に10回以上便が出ているなどの症状がある場合は念のため受診しましょう。
特定の食品を食べたときに症状が出ている場合はアレルギーが疑われますのですぐに受診して下さい。
危ない時など、「してはダメ」とママの肝知恵をしっかり伝えて、同時に赤ちゃんの行動をとめることは必要です。
でも、いつもと違うママに戸惑って、照れ笑いのように笑う子も。続けるうちにママが大切なことを伝えようとしていることを理解していきます。笑われても、しっかり目を見てしかるよにしましょう。
少しずつですが言葉の理解が進むので、「ダメ!」と伝えた後にどうしてダメなのかの理由をわかりやすく説明していくようにしましょう、だんだんと理解していきます。
この頃の赤ちゃんは見える世界が全てです。大好きなお母さんが自分の前から姿を消したら、不安でたまらなくなってしまうものです。
仕方なく赤ちゃんのそばを離れるときは、優しく声を掛けてあげたり、戻ってきたときに沢山抱きしめてあげると良いでしょう。
そのうちに、視界から消えていてもお母さんの存在自体は消えない、という認識ができるようになると少々距離があっても、ひどく泣くことはなくなるはずですよ。
下痢や嘔吐で一番心配なことが、体から多くの水分を失われたことで起こる脱水症状です。
まずは普段よりこまめな水分補給をしてあげましょう。
水分補給の基本は母乳かミルクです。母乳やミルクなどを赤ちゃんが欲しがるだけ与えていれば、2~3日離乳食を控えても心配ありません。ただし吐いた直後であれば30分~1時間は何も与えず、吐かないか様子を見ます。その後小さじ1程度に水分を与え、吐かなかったら少しずつ増やしていきます。
母乳の場合、直接ではなく絞ってスプーンで与えましょう。もしおしっこが出ない、ぐったりしている様子であればすぐに病院へ受診しましょう。
BCG注射(通称:はんこ注射)は、跡がでない赤ちゃんもいますので安心ください。
BCG注射は注射直後はあまり腫れません。通常は、2〜3週間後にスタンプで押した部分がポツポツと腫れてきて3〜4週間で赤みや腫れのピークとなり、1〜2ヶ月後には自然にかさぶたになって治るものです。
もし、赤みが10日以内に現れた場合は、接種前に結核菌に感染している可能性があります。その場合家族から感染した可能性もありますので家族も一緒に受診しましょう。
赤ちゃんの入浴をママ一人でするのは大変ですから、なるべくパパに手伝ってもらいたいですよね。
でも赤ちゃんの生活リズムが乱れてしまいますので、入浴が遅くなるのはよくありません。
生後1~2か月の新生児の頃は、体温調節もまだ未熟なので明るい時間の暖かいうちにお風呂に入れるのがポイントで目安は13~15時位です。
大人と一緒のお風呂に入れるようになったら18~19時位の間でお風呂に入れてあげましょう。
赤ちゃんが心身共に健やかに成長するには、規則正しい生活が欠かせません。今は赤ちゃんの生活リズムを整えることを優先しましょう。
食物アレルギーは口から摂取したアレルゲンが腸で吸収されてから発現するものですので、これだけでは卵アレルギーが原因とは判断できません。
赤ちゃんの顔は皮膚が薄く乾燥しやすいため、食事で口周りが汚れるとそれが刺激となり、発疹のような肌トラブルが現れます。この汚れをタオルでゴシゴシ拭いてしまうと更に刺激となり、バリア機能が働かなくなるという悪循環が生じます。
そのため、
・食事前、口周りにワセリンを塗っておき、食後にぬれタオルで優しく拭き取る
・食後は手で温めた保湿クリームを塗る
をお勧めします。
汚れを付きにくくすることで食事による肌への負担も軽減し、保湿もしっかり出来ますよ。
ただし頻繁に症状出る場合は、念のため受診されることをお勧めします。
あげている離乳食が柔らかすぎたり、硬すぎたりしませんか?また、大きさはどうでしょう?
7ヶ月の離乳食の固さの目安はお豆腐程度、大きさの目安は赤ちゃんが大きく口をあけた時の3分の1です。また、大人が一緒に「もぐもぐ」の動きをしてあげることで、赤ちゃんが真似をして覚えることも出来ますよ。
1歳までは湿疹ができやすい時期です。
0歳の間は皮膚トラブルがおこりやすいので、よほどひどい症状でない限り、アトピーを心配しなくて大丈夫です。
よだれや食べこぼしなどを肌につけたままにしないなど普段のケアに気を付けましょう。それでも治らない時は皮膚科に相談しましょう。
牛乳は1歳になってからが望ましいとされています。
1歳未満の赤ちゃんは消化能力が十分に発達していません。そのため牛乳のタンパク質を小さく分解することが難しく、下痢などの消化不良を起こしやすいです。
はじめは20ml程から様子をみて、1日子ども用コップ1杯程度を目安に飲ませてあげてください。
赤ちゃんの肌は成人に比べ敏感で弱く肌が薄いため、紫外線の刺激を受けやすく乾燥しやすくなっております。
日焼け止めを塗ることでお肌にバリアを作り、外気や紫外線、ほこりなどから守ることができますので、外出時は日焼け止めの使用をお勧めします。
日頃の外出ならSPF15~20位の日焼け止めが良いでしょう。石鹸で落とせます。さらに帽子や日傘をさす、日差しの強い10時~14時の外出を避ける、日陰を歩くように心かけることも良いでしょう。
厚生労働省の食事摂取基準では、6〜11ヶ月の男の子だと1.5g/日となっています。
ですが、あまり体に負担をかけない為にも、赤ちゃんが嫌がらなければ出来るだけ薄味にした方が良いでしょう。
保育園のある日は家で食べるご飯の味を薄めにするなどして調節してみて下さい。