3日以上排便がなかったり、便が硬い、残便感があったりする状態を便秘といいます。便秘には、機能性便秘と器質性便秘の2つがあります。
大腸などの消化機能の低下による便秘。状態や原因によってさらに細かく分類されます。
弛緩性便秘
食物繊維の不足や腹筋力の低下が原因で腸の機能が低下。便が大腸に長くとどまり、硬くなる。
痙攣性便秘
ストレスなどで自律神経が乱れ、腸が緊張してしまい、便がうまく運ばれなくなる。
直腸性便秘
排便を我慢することで腸の刺激が脳に伝わりづらくなり、肛門近くに便が停滞する。
大腸がんや手術後の癒着などにより、便が大腸の中をスムーズに通過できなくなります。便秘とともに血便や激しい嘔吐、発熱などの症状が現れた場合はすぐに医療機関を受診して下さい。
水分補給も忘れずに!便秘のときは水1日2Lの摂取が理想です。
初めて便秘薬を使用する場合は、自然に近いお通じを促す非刺激性便秘薬がおススメです。刺激性便秘薬を服用する場合は、最小量から始めてみましょう。慢性的な便秘や持病の薬を服用中の方は主治医に相談して下さい。
腸の動きを活性化するマッサージをご紹介します。
※30回ほどくり返す