咳は風邪などでよく出る症状ですが、それがなかなか治まらず長引く場合は、体に何らかの異常がある可能性があります。2週間以上咳が続く場合は、放置せず適切な対処が必要です。
どのようなタイプの咳が出るかによって、考えられる原因が異なります。
粘り気の強いたんが 出る「湿った咳」 |
風邪やインフルエンザなどの感染症、ぜん息、COPD※1など ※1 COPD たばこの煙などの有害物質が原因で肺が炎症を起こし、呼吸がしにくくなる病気 |
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たんがほとんど 出ない「乾いた咳」 |
咳ぜん息、百日ぜき、アトピー ※2 アトピー咳嗽 アトピー性皮膚炎などアレルギー体質の人に起こりやすい、乾いた咳が続く病気 ※3 胃食道逆流症(GERD) 胃酸が逆流して食道の粘膜を傷つける病気 |
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呼吸筋ストレッチ
はちみつ・しょうが・ねぎ・れんこん・カフェインを含む飲み物 など
刺激の強い香辛料・ウーロン茶・冷たい物 など
風邪は治ったはずなのに2~3週間以上咳が続くことがあれば、咳ぜん息かもしれません。咳ぜん息は慢性的に咳が続く気管支の病気で、女性に多い傾向があります。乾いた咳が続き、ぜん息特有のゼーゼーという