花粉症対策関連商品については、DRUGユタカの薬剤師・医薬品登録販売者へご相談下さい。
花粉症対策の1つとして、飲み薬や点鼻薬、アレルギー用目薬など手軽に購入できる市販薬を活用している人も多いと思います。花粉症は発症すると徐々に症状が強まっていくため、症状が軽い時期から薬を使い始める初期療法が効果的です。
抗ヒスタミン薬とは?
花粉症の飲み薬として代表的なものが抗ヒスタミン薬です。くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状は、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンという物質が目や鼻の粘膜にあるヒスタミン受容体と結合することで現れます。抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンが受容体に結合するのを防ぎ、症状を抑える効果のある薬です。
抗ヒスタミン薬には第1世代と第2世代の2種類があり、それぞれに特徴が違います。症状や使用するタイミングを考慮して選びましょう。
第1世代抗ヒスタミン薬 第1世代抗ヒスタミン薬 |
第2世代抗ヒスタミン薬 第2世代抗ヒスタミン薬 |
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特 徴 |
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副作用 |
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※スマホの場合は横にスクロールしてご覧いただけます。
お知らせ濫用等のおそれのある医薬品について
お知らせ
濫用等のおそれのある医薬品について
厚生労働大臣が指定する「濫用等のおそれのある医薬品」は、原則としてそれぞれの用途ごとに1人1包装ずつの販売が定められています。そのため、該当する医薬品はお一人様1点のみのご購入とさせていただいております。詳しくは、薬剤師または医薬品登録販売者にご相談下さい。
舌下免疫療法とは?
アレルギーの原因物質(アレルゲン)を3~5年ほどかけて少しずつ体内に吸収させ、アレルギー反応を弱めていく治療です。以前は皮下に薬を注射する方法が行われていましたが、舌の下に薬を置いて飲み込む舌下免疫療法が登場し、自宅でも服用が可能になりました。現在はスギ花粉とダニアレルギー症状を抑える治療があり、5歳以上であれば治療を受けられます。
外出時・帰宅後の花粉症対策
メガネを着用する
通常のメガネで約40%、花粉症用のカバーメガネなら約65%花粉の侵入を防止する効果があります。
インナーマスクを装着する
10㎝角に切ったガーゼを4つ折にしてマスクの内側にあてます。丸めた化粧用コットンをもう1枚のガーゼで包み、鼻の下にあてます。
使用イメージ
花粉がつきにくい衣服を着る
ツルツルした素材や凹凸の少ない綿・化学繊維などの衣類を選び、帰宅時は室内に入る前に花粉を払います。洗濯時に柔軟剤を使うと、静電気による花粉の付着を抑えることができます。
家の中の花粉症対策
ベッド・布団
布団用掃除機または粘着テープで花粉を取り除く。
トイレ・脱衣所
服の着脱で床に花粉が落ちやすいため、床やマットはこまめに掃除する。
リビング
ウェットタイプの掃除シートで花粉をしっかり拭き取る。フローリングは花粉が舞い上がりやすいためカーペットやラグを敷き、こまめに掃除する。(ウール素材のものがおススメ)
エアコン・換気扇
エアコンのフィルターや換気口には花粉がたまりやすいため、花粉吸着フィルターを設置する。
口腔アレルギー症候群とは、果物や生野菜を食べた後、唇や口の中にイガイガやかゆみ、しびれ、むくみなどのアレルギー反応が現れる病気です。果物や生野菜のアレルゲンは花粉のアレルゲンと構造が似ているため、花粉症の人が特定の食物を食べると口腔アレルギー症候群を引き起こすことがあります。