花粉症対策関連商品については、DRUGユタカの薬剤師・医薬品登録販売者へご相談下さい。
花粉症のメカニズムは以下の通りです。

鼻粘膜に付着した花粉を取り除こうとして、くしゃみや鼻水が多く出ます。粘り気がなくサラサラとした透明の鼻水が止まらなくなり、鼻粘膜が腫れて鼻づまりも起こります。
花粉が目の結膜に触れると、目の神経や血管を刺激してかゆみや涙、充血を引き起こします。異物感がある・めやにが出る・まぶたが腫れるなどの症状が出る場合もあります。
この時期は乾燥により肌のバリア機能が低下し、アレルギー反応が起こりやすくなります。そして肌に赤みやかゆみ、腫れ、むくみなどが現れる症状を花粉症皮膚炎といいます。目の周りや頬、服が擦れやすい首などによく発生します。
鼻水や鼻づまりから副鼻腔炎が起こったり、肩こりや睡眠不足が続くことで頭痛につながったりします。またヒスタミンは血管を広げる働きがあり、広がった血管が神経を圧迫して頭痛が起こることもあります。
マスクや眼鏡、帽子などを着けて、鼻や目に花粉が付着するのを防ぎます。衣服は花粉が付着しにくいツルツルした素材のものがおススメです。
天気予報などで花粉が飛散し始める時期や日々の飛散量を確認しましょう。飛散量が多い日や時間帯はできるだけ外出を控えるなどの対策を!
玄関先で服や髪に付いた花粉を払ってから家に入り、手洗い・うがい、洗顔や目の洗浄をして花粉を洗い流します。着替えをするのも効果的です。
起床時は、夜間に床に落ちた花粉を吸い込むことで症状が強く現れることも。花粉を舞い上げてしまう掃除機は避け、ウェットタイプのフロアシートでこまめに掃除をしましょう。
バランスのとれた食事や十分な睡眠、適度な運動など規則正しい生活で体調を整え、症状の悪化を防ぎましょう。
花粉症は、花粉をくり返し吸い込むうちに症状が悪化します。そのため、早めに対策や治療を始めて影響が少ないうちに症状を抑えることが大切です。とくに毎年花粉症に悩まされている人は、症状が出る前に医療機関に相談しましょう。
スギ花粉症に効果のある治療法の1つで、1日1回、アレルゲンが含まれる治療薬を舌の下に置き、定められた時間をおいた後に飲み込みます。花粉が飛んでいない時期に開始するのが望ましく、治療は長期間行います。
2020年からスギ花粉症に対して認められた治療法で、花粉の飛散シーズンである2~5月の間、2~4週間ごとに皮下注射を行います。体内の抗体がスギ花粉とくっついてヒスタミンを放出することを防ぐ働きがあり、つらい症状を抑えることが期待できます。