花粉症のつらい症状を緩和するにはセルフケアが大切です。自分に合った方法で、効果的な対策をしましょう!
外に出る際には、できるだけ花粉に触れない工夫が必要です。とくに風の強い日や前日に雨が降った日は飛散が多くなるので、以下のような対策をしましょう。
帽子
花粉は髪の毛に付着しやすいので、帽子を着用してブロックしましょう。つばが広いものが効果的です。髪が長い方はまとめましょう。
メガネ
メガネをかけると目に入る花粉の量をカットできます。普段使っているメガネでも良いですが、花粉対策の専用メガネも効果的です。
花粉がつきにくい服
上着やコートは、花粉が付着しやすいウールやファーを避け、凹凸が少なくツルツルした素材のものを選びましょう。衣類に静電気防止スプレーを噴霧することで、花粉の付着量を軽減できますよ。
花粉防御剤
顔や髪に使用する花粉抑制スプレーがあります。お出かけ前にシュッと吹きかけておくと、直接花粉がつきにくくなります。
Point!
花粉症と肌トラブルについて
冬の寒さや乾燥が原因で肌のバリア機能が低下すると、花粉やアレルゲンが皮膚に侵入しやすくなり、かゆみ・湿疹などの肌トラブルにつながります。こまめな保湿や、抗アレルギー薬を活用して対策しましょう。
◆目の症状
抗アレルギー点眼薬で、かゆみなどの症状の悪化を防ぎます。
◆鼻の症状
くしゃみや鼻水を引き起こすヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン剤が効果的です。
◆肌の症状
肌荒れやかゆみがある場合は、肌荒れに効果のある軟膏や保湿クリームを使用しましょう。
花粉症のメカニズム
家への出入りや換気などによって、花粉は家の中にも入り込みます。花粉が溜まりやすい場所はこまめに掃除をして、花粉を除去しましょう。
粘着クリーナーを常備しておき、帰宅後に衣類に付着した花粉を取り除きます。
粘着クリーナーで付着した花粉を取り、花粉抑制スプレーを吹きかけます。
畳の目に沿ってゆっくりと掃除機をかけて、花粉を吸い取ります。
静電気を帯びて花粉が溜まりやすい家電製品はハンディモップで掃除します。
マットはこまめに洗って取り換えます。
換気扇から花粉が入らないよう、フィルターをつけます。
◆掃除のコツ
先に掃除機をかけると花粉が舞ってしまうため、まずはウェットタイプのお掃除シートで拭き取りましょう。
◆洗濯のコツ
静電気を防止する効果がある柔軟剤を使用し、できるだけ部屋干しをしましょう。
◆換気のコツ
花粉の飛散が少ない早朝か20時以降に、レースカーテンを引いたまま窓を10cmくらい開けて換気をすると、花粉が入りにくくなります。
花粉症対策関連商品については、DRUGユタカの薬剤師・登録販売者へご相談下さい。