11月になると気温が一気に下がり、肌が乾燥しやすくなります。正しい入浴法で、うるおいのある肌を守りましょう。
肌の角層の中には、うるおいを守るセラミドという成分があり、バリア機能の働きをサポートしています。しかし、誤ったケアでセラミドが不足すると、乾燥肌や肌荒れを引き起こす原因になってしまうのです。
生活の中で最もセラミドが失われやすいのは入浴中です。体をゴシゴシ洗ったり、長時間湯船につかっていると、セラミドを流出させる原因になります。肌にやさしい入浴法を心がけましょう。
入浴剤を入れずに湯船につかると、塩素や水分の蒸発によって、入浴前よりも肌を乾燥させてしまうことがあります。乾燥肌には、セラミドなどの保湿成分や塩素除去成分などが配合された入浴剤がおススメです。
お湯に長くつかると、肌の水分を保つ働きをしているNMF(天然保湿因子)やセラミドなどが流れ出てしまい、乾燥肌になりやすくなります。38~40℃のぬるめのお湯に、15分以内を目安にしましょう。
全身を石けん・ボディソープでゴシゴシ洗うと、必要な皮脂まで奪う原因に。汗はシャワーやお湯だけでも落ちるので、足の裏やワキなどニオイが気になるところ以外は、石けん・ボディソープの使用頻度を週2回くらいに控えてみましょう。
ボディクリームなどを塗るタイミングは、入浴後の肌が濡れた状態が最もおススメです。肌についた水分によって、クリームがのびやすくなり、全身にムラなく塗ることができます。また、水分を拭いた状態で塗るよりも肌へのなじみ具合もよくなります。
乾燥肌対策関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。