この時期は湿度も高くなりじめじめの時期が続き、赤ちゃんの様子も気になりますよね。
赤ちゃんが快適に過ごせる室温は、この時期だと26~28度くらいです。赤ちゃんは大人よりも少し体温が高めですが、快適な室温に関しては大きな差はないと言われています。しかし、赤ちゃんは体が小さいため、冷たい空気にさらされるとすぐに冷えてしまいます。そのため、エアコンの風量は弱にしたり、冷たい風が直接赤ちゃんにあたっていないかを確認してあげましょう。また、赤ちゃんの体に触って、汗をかいていないかや手足が増えていないかなどを確認してあげましょう。
お天気が悪いとなかなかお外遊びができませんよね。
おうちの中で過ごす時間をいい機会と捉え、赤ちゃんと触れ合う時間を作って遊んであげると、愛情が感じられ絆の形成にも繋がりますよ。
また、新聞をビリビリ破くなど指先を使う遊びを入れてあげると、脳の発達にも繋がるのでおすすめですよ。
この月齢の赤ちゃんは、押したりつまんだり指先を使ったあそびがおすすめです。また、崩す、壊す、遊びでパワーを発散させてあげましょう。
仰向けに寝ていることが多い赤ちゃんは枕とこすれる部分の髪の毛が摩擦などの刺激によってこすり取られることがよくあります。特に7~8ヶ月頃までの赤ちゃんは産毛のような薄い毛が生えてくるため起こりやすいです。一時的に薄くなった状態ですが、しばらくするとしっかりした毛に生え変わる為、心配いりません。
赤ちゃんの場合、健康なうんちにもいろいろあり、緑っぽい色もそのひとつです。これはうんちが酸化されて黄色い胆汁が緑色に変化したものです。腸内細菌やpHの変化によって酸性になると緑色に変化しやすくなります。特に母乳の場合に起こりやすくなります。
血の混じったような黒色の便や、白色・灰白色・クリーム色の便は病気が隠れている場合があるので早めに受診しましょう。
朝や夕方の忙しい時間にテレビを見せておられる家庭は多いと思います。悪い事ではありませんが、子どもが見たがるからといって安易につけるのではなく、親が見せる時間、番組を選び、最長でも1~2時間未満にしましょう。
視聴後は、目を休ませてあげてください。また、就寝前の視聴は避けましょう。
ママが特別な存在ということが分かるようになってきた証拠ですね。あと追いはママと信頼関係を結びたいという赤ちゃんのサインです。この頃はまだ、隣の部屋にママがいるといった想像が出来ません。ドアを隔てると姿が消えてしまったように感じ、不安がります。
少しわずらわしく感じる事もあるかもしれませんが、トイレに行くときなども一声かけて、赤ちゃんとの信頼関係をしっかり作りましょう。
便秘ぎみの場合、いも類などの不溶性食物繊維が豊富な食材はほどほどにしましょう。赤ちゃんはいきみ方がわからなかったり、いきむ力が弱かったりするので、腸内の水分を吸収する不溶性食物繊維でウンチが固くなると、かえって出しにくくなることがあるため注意が必要です。
白湯やお茶で水分を補ったり、ヨーグルトで腸内細菌のバランスを改善したりしてあげましょう。また、おなかのマッサージも効果的ですよ。
赤ちゃんは月齢があがるにつれて睡眠時間は少しずつ減っていきます。0~1ヶ月で16~18時間、1~3ヶ月で14~15時間、3~6ヶ月で13~14時間といわれています。ただし、あくまでも目安で、日によっても睡眠時間は違いますし、赤ちゃんによっても時間や回数は変わってきます。赤ちゃんのリズムに合わせてあげるのが一番なので様子をみてあげましょう。また、昼夜の区別を行うことによっても睡眠のリズムが整いますので、日中はカーテンを開けたり、外に出かけたり、足を持ってバタバタと運動させてあげてもよいですね。
離乳食が順調に進んでいるのであれば、たんぱく質やカルシウムは他の食品から補ってみてはいかがでしょうか。牛乳以外のヨーグルトやチーズなどの乳製品や、納豆や木綿豆腐などの大豆製品、小松菜や水菜などの野菜類にもカルシウムは含まれています。嫌がる場合は無理に飲ませず、ミルク煮など料理の中に入れるなど調理の工夫を行い、時間をおいてチャレンジしてみては。離乳食が進むうちに飲めるかもしれません。
赤ちゃんの口の中にまだ食べ物が残っているのにさらに食べさせると、よく噛まずにごっくんと飲み込む癖がついてしまうことがあります。赤ちゃんの口の動きを確認して食べさせるペースに注意し、「もぐもぐしようね」と声をかけながら口を動かしてお手本を見せてあげましょう。また、離乳食のかたさが軟らかすぎたり、大きさが小さすぎたりすることでそのまま丸飲みしてしまう場合もあるので、離乳食のかたさや粒の大きさを見直してみるのもいいと思います。
後追いは保護者の方の愛情や信頼関係ができた証とも言われています。そのため視界からなくなると不安を感じ泣いたり追いかけたりするといわれています。いつか終わると思っても大変ですよね。例えばこどもから離れる時は、何も言わず離れず「トイレに行くね」などと声をかけると安心してくれます。こまめに声をかけて安心させてあげましょう。
今は物を投げたり落としたりするのが楽しい時期だと思います。また、親の反応をみて楽しんでいることもあります。「1歳代だから、まだ言ってもわからない」ということはありません。ダメな事はだめ。と食事のマナーを伝えましょう。その時にダメであることの明確な理由を説明することが大切です。また、何度も投げる事が続くのであれば、【3回投げたらごちそうさまをする】などの家庭内ルールを作って対応してもいいですね。
好奇心からいろいろなものに興味をもって自分で試してみたい時期です。集中力は10分程しか続かないので、30分程度を目安に「ごちそうさまね」と片付けるようにしましょう。
お腹が空いていればしっかり食べられるはずですので、おやつの時間や量を見直すのもいいですね。
また、エプロンを着せてあげたり、周りにシートを敷くなどの対策をしておくと、食事中に汚れてしまっても片づけが楽なので、気持ちも楽になると思います。
今の赤ちゃんにとって栄養源になっている母乳は、お母さんの血液でできているので、お母さんが食べたものに影響されます。洋食などの脂っこい食事に偏ってしまうと、赤ちゃんの腸内でも脂を好む悪玉菌が増え、臭いおならが出やすくなります。反対に、キノコやわかめなどの食物繊維、野菜を積極的に摂っていただくと、善玉菌が増えて、臭わないおならになりますよ。また、和食中心にしていただくと、脂の摂取も少なくなり、野菜もとれて栄養豊富のため、母子ともにメリットがありますよ。
アレルゲン除去調整粉乳は、牛乳アレルギーのお子様のために作られたミルクです。アレルギー用ミルクを使用してもその後のアレルギー疾患の発症を予防できるわけではなく、アレルギー予防策として推奨されているわけではありません。アレルギー用ミルクの選択は、医師の指示に従って使用しましょう。
ナッツにも種類があるので、診断されたもの以外ではアレルギー症状は出ませんが、他のナッツのアレルギーを起こしやすい傾向がありますので、摂取には気を付けましょう。ピーナッツ(落花生)以外の食品はアレルギー表示が努力義務または表記されていないこともあります。外食や市販品はよく材料を確認しましょう。また、保湿オイルやシャンプーなどにナッツ系のオイルが配合されているものもありますので、注意してください。
6ヶ月過ぎごろから徐々に自分で動く範囲が広くなってくるとともに、「自分でやりたい」という意欲が芽生えてくる時期です。
ボールを転がして一緒に追いかけることは、目と手足の動きのつながりになりますし、体を使った遊びは筋肉の成長も促してくれます。
また、積み木を積んでいく様子や、ダンボールをぽんぽんと叩く様子を見せて、「まねっこしたい」という気持ちを引き出してあげるのもいいですよ。
赤ちゃんの食べる量はほんの少量ですし、特にご家族が苦手な場合は大きな魚を買う必要はないですよ。既にカットされているお刺身を利用するととても便利です。お刺身なら骨や皮を取り除く必要がなく、赤ちゃんが1回に食べる量にもピッタリなのでおすすめです。余ったらそのまま1切れずつ冷凍保存しておけるのも使いやすいポイント。
魚の種類としてはタイやタラのように、味が淡泊かつ脂が少ない白身魚からスタートすると良いです。お刺身をそのままゆでたら、フォークの背でつぶすようにしてほぐすだけで食べさせることができますよ。少しパサついて食べにくそうな場合は、とろみをつけてあげると良いでしょう。
赤ちゃんは物をなめてそれがどういう物か確認しているので、それだけ脳が発達してきた証拠です。なめても大丈夫な素材や大きさのおもちゃは、「おいしいの?」などと声をかけながら見守ってあげてください。
簡単に飲み込めるような小さな物や細かい部品が取れてしまうものは、赤ちゃんの周りに置かないように環境を整えましょう。赤ちゃんがなめそうな家庭内の物は、ふいたり洗ったりして清潔に保つようにし、児童館など公共の場所のおもちゃは使う前に除菌シートなどでふいてあげるのがおすすめです。