お散歩をしないと赤ちゃんに悪影響があるというわけではありません。しかし、お散歩をすることのメリットはあります。
お天気や赤ちゃんの様子を見ながら、お散歩ができるとよいですね。
一般的に「1ヶ月健診」を目安にお散歩を始める方が多いです。
最初はお家の窓を開けるだけでも十分なので、短めの外気浴から始めましょう。
お散歩を開始したら、最初は10分、20分・・・とだんだん時間を増やして、少しずつ慣れさせてあげてくださいね。
まずは日中のおっぱいの回数を減らすことから始めるのがおすすめです。外へ遊びに行く、おやつの時間、絵本の読み聞かせなど、おっぱいの時間よりも楽しいと思えることをさせてみると自然と卒乳できることが多いです。
また、「この日までにおっぱいとばいばいしようね」とおっぱいを卒業する目標日を決めて、繰り返し声掛けするのも良い方法の一つです。
よだれの量には個人差があり、量が多い子もいれば少ない子もいます。生後3ヶ月くらいからよだれが増え、離乳食開始、乳歯が生える時期に、さらに増えます。口を閉じる筋肉も未発達なので垂れてしまうのは普通のことです。
また、よだれには消化酵素が含まれていて、うどんやパンなど炭水化物を消化できるようになった証拠です。1歳、2歳くらいからは、よだれの垂れも少なくなるようです。この時期は大変ですが、口周りや首元など肌荒れにならないよう、こまめにふいたり着替えるなどして清潔にしてあげてください。
赤ちゃんも大人と同じで、スキンケアが大切です。汚れを洗い流し清潔を保ちましょう。
まずは保湿を心がけ、足りなければ油分で皮膚を保護しましょう。
体を洗った後は、ベビーローションで保湿をし、カサつくようでしたらベビーオイルかクリームを塗ってあげましょう。
医師からの指導があるなど特別な場合を除いて、離乳食が始まる前にアレルギー検査をする必要はありません。ただし湿疹やアトピー性皮膚炎などのお肌のトラブルを経験した赤ちゃんは、離乳食でアレルギーを起こす可能性がありますのでかかりつけの医師に相談してみてもよいでしょう。
自己判断で離乳食の開始時期を遅らせたり、月齢毎にあげる食材を遅らせることはアレルギー予防に効果はなく発育の妨げになる可能性があるので注意が必要です。初めて食べる食材は、しっかりと加熱して少量を与える、小児科が空いている時間帯に与える、赤ちゃんの体調・機嫌が良い日にすることが大切です。
この時期の好き嫌いは固定したものではなく、その日の体調や気分によって変わることが多いです。同じものを食べたがったり、急に食べなくなったりすることもあるかと思います。しかし、食べないからといって嫌いだと決めつけるのではなく、あげる日を変えてみたり、調理法や切り方、盛り付け方など変化をつけてあげたりすると食べることもあります。
また、一緒に食事を楽しむことや、少しでも食べることが出来たらたくさんほめてあげることで、食べる意欲を引き出してあげましょう!
1歳児の食べ散らかしはなかなか厄介ですよね。1歳の頃は食べ物を投げたり、指でぐちゃぐちゃにしたりすることで、体いっぱいに食べ物を知ろうとしています。
遊んでいると勘違いし叱ってしまいがちですが、スプーンの使い方の練習や一口の量を調節するための練習なのです。汚くてお行儀悪いと思ってしまう食べ散らかしも、成長のためにみんなが通る大事なプロセスです。床にしいた新聞紙の上で食べたり、汚れてもよい服で食べさせるなどの対策を行い、心を広くして見守ってあげてくださいね。
赤ちゃんの平熱は37度前後と言われ、大人より高めです。「風邪を引かないように」と必要以上に厚着をさせてしまうと、逆に汗をかいて体を冷やしてしまうことになります。そのため、赤ちゃんの表情を観察したり、背中に手を入れて汗をかいていないかこまめにチェックしましょう。
目安は空調のきいた室内なら半袖の肌着に厚めのトレーナーやズボンでよいでしょう。冬は室内と外の気温差が激しいため、外出時はカーディガンなど羽織れる小物があれば安心です。
取り分け食をするには、赤ちゃんの発達に合わせた食材を使用するのがおすすめです。食材の大きさや固さは、赤ちゃんの分だけ取り分けてから、レンジで加熱して柔らかくしたり、細かく切ったりしてあげましょう。
他にも、大人の料理の味付けをする前に取り分けたり、味付け後のものなら出汁などで薄めるなどすると離乳食を作る手間が減りますよ。
取り分け食を行うことで、みんなで食卓を囲み食事の楽しさを感じることができ、赤ちゃんにとって食事の時間が楽しみになるのでおすすめです。
離乳食を規則正しく食べるには、生活リズムを整えて、おなかがすくリズムをつくってあげることが大切です。しかし、赤ちゃんの機嫌やお昼寝のタイミングなどでなかなか決まった時間に離乳食を食べさせることが難しいですよね。
毎日決まった時間に起こしてあげ、カーテンを開けて太陽を浴びさせる、午前中にお散歩する、など生活にメリハリをつけることで、離乳食も徐々に一定の時間に食べられるようになるでしょう。あまり神経質になりすぎず、赤ちゃんのペースに合わせて離乳食を進めてあげてくださいね。
まだスプーンに慣れていなかったり、口をうまく閉じることができないので、この頃の赤ちゃんではよくあることです。食べさせるときに、一緒に「あーん」と自分も口を開けてお手本を見せることで、真似をさせて、スプーンに徐々に慣らしてあげましょう。
口から出して嫌がるようなら、離乳食にかたまりがないかを確かめましょう。赤ちゃんは、口の中やのどが敏感で、少しのざらつきも嫌がることもあります。完全になめらかなベビーフードで一度試してみるのも良いですね。
顎の大きさなど骨格の遺伝による歯並びへの影響は考えられます。ですが、生活習慣や癖などによる後天的な要因も歯並びに大きく影響しています。
乳歯が生えたころから、かかりつけの歯科をみつけておかれるのがおすすめです。正しい口腔ケアの仕方も教えてもらえるので虫歯予防にもなり安心ですよ。
赤ちゃんの指しゃぶりは生後2~3か月ごろから始まります。自分の口の周りにあるものを吸うことで、遊びながら形や味を学習しています。
1歳を過ぎると手を使う遊びが増えたり、つかまり立ちが始まったり、いろいろなことに興味が広がるため、指しゃぶりをする回数は自然と減っていきますよ。
4歳を過ぎても指しゃぶりが続く場合は、歯並びに影響する場合があるため注意が必要です。無理やりやめさせるのではなく、外でエネルギーを発散させる遊びをしたり、手をつないで安心させてあげることで親子ともにストレスを抱えずに指しゃぶりを卒業することが大切です。
お食い初めは、赤ちゃんが生まれて100日目頃に行う日本古来の儀式です。赤ちゃんの健やかな成長と長寿を願って行います。
長寿や健康にまつわる縁起の良い食材を使ってお祝い膳を用意し、赤ちゃんの口元に箸で料理を運んで食べさせるマネをします。1から手作りして自宅で行う方もいれば、「お食い初めコース」として料理を提供しているお店を利用する方もいます。おめでたい生後100日の記念日は、パパ・ママにとっても思い出にになりますから、ぜひ楽しみながら明るくお祝いしてあげてくださいね。
突然うなり始めるためビックリされる方が多いですが、この時期によくあるしぐさのため珍しいことではありません。
顔を真っ赤にしてうなっている場合は、排便の前触れの可能性もあります。腹筋が未発達な赤ちゃんは、うんちを出そうとうなってしまうことがあります。力んでもうんちが出ていない場合には、おなかを「の」の字にマッサージしたり、綿棒で肛門を刺激してあげましょう。
乳幼児の眠りは個人差が多いので、ほとんどの場合は心配ないと考えてよいでしょう。
昼夜のリズムと睡眠のリズムが合うように、太陽の光を浴びたり、おしめを替えたり、生活環境にメリハリをつけることが大切です。
1歳半頃までかけて、生活リズムや睡眠のリズムが確立されていくため、今のうちから生活リズムを整えることで心身の発育や脳の発達によい影響を与えます。
まずは、ご両親がなるべく規則正しい生活を心がけ、その生活に赤ちゃんの起床時間や睡眠、授乳や離乳食の時間などを自然に合わせていきましょう。
好き嫌いが出てくる頃で心配になりますよね。野菜を、ハンバーグなどお子様の好きなメニューに刻んで入れてあげるのも一つですが、実際に野菜に触れる機会を作ってみるのもおすすめです。
遊びの一環で「これは、ほうれん草だよ」といっしょにちぎってみたり、匂いを嗅いでみたり・・・と、食材そのものに興味をもってもらうことで、「今日は、このほうれん草を使って夜ご飯作るから、楽しみにしていてね!」など、お子様が自分から食べたくなるような働きがけをしてみてはどうでしょうか?
”食べたくない”を”食べてみたい”と意識を変えるには、お子様に興味をもってもらうのが一番です。
赤ちゃんは便秘でなくても、腹筋が未発達で腹圧をうまくかけることができず、便が出にくくなる場合があります。
お腹が張っていたり、数日間排便がなく苦しそうだったりする場合、腹部マッサージに加えて綿棒浣腸を試してみてください。綿棒にベビーオイルやワセリンを付け、綿がついている部分まで肛門に入れます。ゆっくり出し入れしたり円を描くように軽く回すと、直腸が刺激されうんちを出す反射が起こります。実施するタイミングは、おなかの動きが活発になる授乳・食後30分くらいが効果的と言われています。
毎回手作りするのは大変ですよね。少しの工夫で簡単に作れるおやつをご紹介します。
乳幼児期のおやつは不足がちな栄養素を補うことが目的です。ビタミン、ミネラル、カルシウム、鉄などを豊富に含む食品を積極的に選ぶようにしましょう。