暖かくなるとどこからかやってくる不快な害虫。活発に動き始める前に、それぞれの特徴を知って対策しましょう!
生 態
気温が20℃を超える頃から活発に動き出します。玄関・換気扇・排水口などあらゆる隙間から侵入し、暗い場所・暖かい場所・湿気のある場所を好みます。食べかすやゴミ、ホコリ、仲間のフンなど何でもエサにする雑食です。
対 策駆除剤を使い分ける!
ゴキブリに直接吹きかけてすぐに駆除できます。部屋に常備しておきましょう。
有効成分が部屋の隅々までいきわたり、隙間に潜むゴキブリも駆除できます。
台所などに置いておくだけでエサを食べたゴキブリを速効的に駆除できます。
侵入口をふさぐ!
エアコンの室外機の排水ホースがゴキブリの侵入経路となる可能性もあります。専用の防虫キャップなどを用いて侵入を防ぎましょう。
生 態
わずかな隙間から家の中に侵入し、床の下や壁紙の裏側などに巣を作って繁殖します。成長が速く1~2ヶ月で卵から成虫まで成長します。
対 策
侵入を防ぐ!
家の周辺を囲うように忌避剤を撒き、アリが近づくのを防ぎます。
巣ごと駆除する!
毒餌を配置するとアリがエサを持ち帰り、巣ごと駆除できます。
ヒアリに気をつけて!
ヒアリは攻撃的で毒針を持ち、刺されるとやけどのような激しい痛みを感じます。見つけたら触らず地元の自治体へ連絡しましょう。
赤茶色
生 態
木や屋根裏・軒下・床下など、毎年同じ場所に巣を作る傾向があります。スズメバチは攻撃性が強く、黒い物や大きな音に反応して攻撃します。アシナガバチは刺激を与えると刺す場合があるので注意が必要です。
対 策
巣作りを防ぐ!
過去にハチの巣を見かけたことがある場合、同じ場所に殺虫剤をかけておきましょう(4~5月)。
巣を駆除する!
安全に駆除できる巣の大きさは15cm以下です。必ず防護服を着用し、ハチが動かなくなる日没2~3時間後に行いましょう。
①巣やハチに殺虫剤をかける
②巣を根元から切り落とす
③袋に入れて処分する
生 態
卵は水際に産み落とされ、1週間ほどで幼虫(ボウフラ)になります。幼虫は水中で成長し、成虫になります。人の血を吸うのは産卵を控えたメスだけです。
対 策
ボウフラを発生させない!
植木鉢の受け皿などに溜まった水はこまめに捨てましょう。側溝に溜まった土砂や落ち葉は取り除きましょう。
侵入口に寄せ付けない!
主な侵入経路は玄関や窓です。虫除け剤を設置し、侵入を防ぎましょう。
強いかゆみが出て赤く腫れます。ステロイドを含有した市販薬を塗りましょう。炎症がおさまらない場合は、医療機関を受診して下さい。
セアカゴケグモのように強い毒を持つクモに刺されると、最初は痛みが軽くても後から激しい痛みや嘔吐、発熱が起こる場合があります。すぐに医療機関を受診して下さい。
かゆみを伴う発疹ができます。虫さされ用の市販薬を塗り、症状が長引く場合は医療機関を受診して下さい。
ハチによるアナフィラキシーショックに注意!
ハチに刺されたことがある人は、体内にできた抗体が過剰に反応してショック症状を起こすことがあります。刺された後にめまいや吐き気、呼吸困難などが起こったらすぐに医療機関を受診して下さい。
虫ケア関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。