寒い季節に活躍した冬物アイテムは、しまう前のお手入れが肝心。ひと手間加えて黄ばみ・カビ・虫食いなどのトラブルを防ぎましょう。
おしゃれ着用洗剤や色素の分解力が低い液体酸素系漂白剤を使って洗濯し、黄ばみや虫食いの原因となる汗や皮脂汚れを落としてから収納します。
しまい洗いの後は、天日干しをしてしっかり乾燥させることで、カビの発生を防げます。
衣服を出し入れする際にクローゼットや引き出しの奥を掃除し、風通しをよくして湿気を除去します。
衣類の上には必ず防虫剤や乾燥剤を置いて、虫食いやカビを防ぎましょう。
防虫成分は空気より重いため、衣類の上に置くと成分がくまなく広がります。吊り下げるタイプは、パイプの中央にかけましょう。
除湿剤は、湿気が溜まりやすい一番底や空気が滞留しやすい四隅に置くと効果的です。
羽毛はアルカリ性に弱いため、約30℃のぬるま湯に中性洗剤を入れて押し洗いをし、きれいな水で2回すすぎます。
強く絞らず、タオルで挟んで水分を取った後、風通しのいい日陰でしっかり乾燥させます。
ボタンやファスナーを閉じ、小さく畳んで防虫剤や除湿剤と一緒に収納袋に入れるとシワなどのダメージや、ホコリを防いでコンパクトに保管できます。
化学繊維のエコファー(フェイクファー)は、シャンプーとリンスを使って手洗いしましょう。リアルファーは風合いが変化するので、クリーニングに出すのがおススメです。
汚れや雑菌がついたまま保管すると劣化やカビの原因となるので、オフシーズンの前はしっかり汚れを落としましょう。
スエードやレザー素材のブーツは、それぞれ専用のブラシでブラッシングし、本革の場合はさらに靴用クリーナーで汚れを落とします。
ブーツの内側を、固く絞ったタオルで拭きます。2~3日陰干ししてよく乾燥させ、仕上げに除菌・消臭スプレーをかけましょう。
型崩れを防ぐためブーツキーパーや新聞紙を入れ、除湿剤と一緒に通気性のよい不織布の収納ケースなどで保管しましょう。
革製品は水に弱いため、水洗いはできません。収納する際は、カビやひび割れを防ぐのがポイントです。
靴用のブラシか柔らかめの歯ブラシで、表面についた汚れを落とします。
レザー用のクリームやローションを塗り込み、1日陰干しします。
キッチンペーパーや不織布で包み、防虫剤や除湿剤と一緒に収納しましょう。
衣替え関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。