気温が高くなるこの時期は、害虫たちが活発に動き出します。梅雨の湿気で大量発生する前に、早めの害虫対策が肝心です。
生命力と繁殖力が強く、1匹発見すると何十匹も潜んでいるといわれるゴキブリ。梅雨に繁殖期を迎えるので、その前にしっかり駆除しましょう。
ゴキブリは暗くて湿気の多いところに潜んでいるので、殺虫成分が部屋の隅々まで行き渡るくん煙剤で駆除しましょう。ただし、ゴキブリの卵はくん煙剤で駆除できないため、卵が孵化する2~3週間後にもう1度使用すると効果が高まります。
巣に潜むゴキブリを駆除するには毒餌剤が効果的です。毒餌剤を食べたゴキブリの排泄物や死骸をその仲間が食べることで効果が発揮されます。台所や洗面所など、ゴキブリが集まりやすい場所に置きましょう。
日頃からできるゴキブリ対策
食べ残しはすぐ処分しましょう。
とくに玉ねぎはゴキブリの好物なので放置しないようにしましょう。
生ゴミはこまめに処分しましょう。
また、ゴキブリはビールも大好物。空き缶はしっかり洗いましょう。
ゴキブリはコンロまわりの油汚れも食べてしまいます。
調理後はしっかり掃除しましょう。
アリは、小さな隙間から屋内に侵入して甘いものにたかったり、ときには人にかみつくこともあります。アリの通り道に毒餌剤を置いたり、まちぶせ効果のあるスプレーを使用して退治するのが効果的です。
特定外来生物であるヒアリは毒性・攻撃性が高く、刺されると火傷のような激しい痛みが生じるため、安易に触らないようにしましょう。
蚊の幼虫であるボウフラは、少しの水があればそこで孵化してしまいます。家の庭やベランダに水たまりをつくらないことが基本ですが、水たまりを撤去できない場所には薬剤を散布してボウフラの発生を抑えましょう。
Point!
ダニは、人間のフケやアカ、ほこりなどを食べて増殖します。ダニを完全に駆除することは難しいですが、くん煙剤の使用やこまめな部屋の掃除で、ダニが住みにくい環境をつくりましょう。
効果的な布団のダニ退治方法
洗濯物の室内干しはNG
ダニは湿度の高い環境を好むので、洗濯物の室内干しは控えましょう。室内干しをしなければいけない場合は、カーペット敷きの部屋や和室を避け、浴室やフローリングの部屋に干しましょう。
日本に生息するクモのほとんどの種類は無害で、一般的な虫ケア用品で駆除できます。家の中でよく見かける場合は、クモのエサとなる小さな虫がたくさん生息している可能性があります。エサとなる虫を駆除することでクモの侵入を防げます。
Point!
クモの巣を駆除してもまた同じ場所に巣が・・・という経験はありませんか?クモは何度も同じ場所に巣を張る習性があります。クモの巣専用の駆除スプレーで、クモが寄りつかないよう対処しましょう。
コバエは、湿度が高い場所や生ゴミなどのニオイに引き寄せられて集まってきます。コバエの発生する原因となるものを排除し、清潔な環境を保ちましょう。
Point!
害虫駆除関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。