高齢になると噛む力や飲み込む力が衰えるため、パサパサしたものや繊維が口に残りやすいものは食べづらくなります。消化吸収力も低下するので、胃に負担がかかる脂っこいものは避けましょう。
片栗粉やとろみ調整食品でとろみをつけると、ゆっくり飲み込めて誤嚥を防げます。
ゼラチンでゼリー状にしたものや、煮こごり、茶わん蒸しなどはツルンと飲み込めます。
食材をすりおろしたり茹でてつぶしたりして、なめらかなペースト状にします。
舌や上あごでつぶせるくらいの柔らかさにした食材を、食べやすい大きさに刻みます。
なるべく体を起こした状態で服薬します。寝たきりの方はリクライニング機能を使って上体を30~60度に起こしましょう。
服薬前に水分で口の中を潤しておき、少し下を向いて薬を飲み込むと誤嚥しにくくなります。
最後に、飲み込めなかった薬が口の中に残っていないか確認しましょう。
保湿ケアをすると、乾燥による雑菌の増殖を予防できます。
指などに巻き付けて使えるので外出時にも便利です。
粘膜をスポンジでやさしくこすって、汚れを除去します。
舌の上に溜まる舌苔を取り除くと、口臭の予防になります。
下着のようにはいて装着するタイプです。自分で、もしくは介助があればトイレに行ける方に適しています。
ウエスト部分をテープで止めるタイプです。寝て過ごす時間が多い方に適しており、横になった状態で交換することもできます。
紙おむつの内側に装着して使用します。紙おむつが汚れていなければ尿とりパッドを交換するだけで良いので、手軽に清潔な状態を保てます。紙おむつに比べて値段も安く、経済的です。
紙おむつから尿が漏れる場合、サイズや吸収可能な尿の量があっていないかもしれません。体と紙おむつの間にすき間ができないよう適したサイズを選び、吸水量の目安が多いものを選びましょう。
排泄記録をつけよう
1日の排尿・排便・水分摂取量を記録することで、排泄状況の把握や、おむつ選びにも役立ちます。3日間ほど続けて記録するとおおよそのリズムがわかり、トイレへ誘導する時間の目安にもなりますよ。
転倒防止の手すりやすのこを設置しましょう。脱衣所や浴室を入浴前に温めておくと、ヒートショックを防げます。
入浴時間は15分、浴槽に浸かる時間は5分を目安にして下さい。体は皮膚が剥離しないよう、こすらずやさしく洗いましょう。
転倒防止のため、最初に足の裏を拭きましょう。着替えたら体に保湿剤を塗り、水分補給をして体を休ませて下さい。
介護関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。