季節の変わり目に面倒な衣替え・・・。今回は、春の衣替えを効率よく行うタイミングや、衣類の上手なしまい方についてご紹介します。
3月はまだ肌寒い日もあるので、衣替えは何回かに分けて行うのがおススメです。1回目は3月中旬~下旬に、2回目は4月中旬~下旬に、3回目は5月上旬~中旬を目安にしましょう。
衣類をしまう際に気をつける3つのポイントを押さえておきましょう。
1度でも袖を通した衣類は、必ず洗濯やクリーニングに出してから収納しましょう。衣類を洗濯せずに収納してしまうと、黄ばみや虫食いの原因になるので注意しましょう。
Point!
衣類の黄ばみの原因は、普段の洗濯では落としきれない汗や皮脂汚れです。衣替えで収納する際は、酸素系漂白剤を使ってつけ置き洗いをするなど、蓄積汚れもしっかり落としておくことをおススメします。
衣類に湿気が残っているとカビの原因になります。洗濯した衣類はしっかり乾燥させましょう。アイロンをかけると衣類の湿気を飛ばせるほか、防虫対策にもなり一石二鳥です。クリーニングから戻ってきた衣類も、風通しのよいところで2~3日乾燥させましょう。
Point!
クリーニング店でかけられる汚れ防止用のビニールカバーは、必ず外してから衣類を保管して下さい。そのままにしておくと、蒸れてカビ発生の原因になることがあります。ただし、不織布の場合は通気性があるので、カバーをかけたまま保管しても大丈夫です。
防虫剤と除湿剤を併用することで、ダニなどの害虫や湿気によるカビなどから、衣類をトータルケアすることができます。
防虫剤の成分は空気より重く、上から下に広がります。防虫剤は必ず衣類の上に置いて、防虫成分が全体に行き渡るようにしましょう。クローゼットの場合は、パイプの中央に吊り下げましょう。
●衣類は詰め込みすぎないで!
収納スペースに衣類を詰め込みすぎると、防虫成分が行き渡りにくくなります。収納スペースの8分目くらいまでを目安に収納しましょう。
湿気(水分)は空気より重く、下の方に溜まりやすいので、除湿剤はできるだけ下の方に置きましょう。
収納ケースの場合・・・衣類の1番下か空気が滞留する四隅に置く。
クローゼットの場合・・・吊り下げるタイプと置き型の併用が効果的。
クローゼットの中で衣類を長期間保管する際は、不織布の洋服カバーをかけてホコリや日焼けからガードしましょう。
衣類の形に合わないハンガーは、衣類の伸び・型崩れの原因になります。サイズの合ったハンガーを使いましょう。
防虫剤の成分はほとんどが揮発性のため、2~3日風通しのよいところに干しておくと、ニオイは気にならなくなります。それでもニオイがなかなかとれないときは、次のことを試してみましょう。
入浴後のまだ蒸気が残っている浴室内に、衣類を1晩吊るしておくと、湿気によってニオイが軽減されるとともに、折りジワまでキレイになります。
酸素系漂白剤には、漂白効果だけでなく消臭効果もあるので、酸素系漂白剤を入れて洗濯をすることで防虫剤のニオイもすっきり落とすことができます。
Point!
急いでいるときは、スチームアイロンの蒸気や、ドライヤーの温風をまんべんなく当てることでニオイを軽減させることができます。
衣替え関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。