入浴介助の重要性について

今回は入浴介助の注意点や、安全に介助するための入浴補助用具をご紹介します。

監修:岡田 真見
大王製紙株式会社
介護福祉士/認知症サポーター

岡田 真見

介護関連情報については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。

入浴介助の重要性

入浴は高齢者の体を清潔に保つだけでなく、心身をリラックスさせたり血行をよくすることで床ずれや拘縮の予防になります。しかし入浴時にはさまざまな事故が発生しているため、介助の際には注意が必要です。

入浴時の注意点

●転倒によるケガ

対策 転倒予防のための手すりやすのこを設置しましょう。

●のぼせ

対策 入浴は10~15分程度とし、お湯に浸かる場合は5分程度にします。

●ヒートショック

対策 脱衣所や浴室は事前に温め、温度差をなくしておきましょう。

●洗い残し

対策 洗い残しが原因で感染症を引き起こす場合があるので、汚れはしっかり洗い流しましょう。

●皮膚剥離

対策 わずかな摩擦でも皮膚剥離につながる場合があるので、体はこすりすぎず優しく洗いましょう。またイスに座る前にタオルを敷くなどの配慮して下さい。

入浴補助用具について

入浴動作の負担を軽くしてくれる補助用具は、入浴中の事故防止にも役立ちます。

・バスボード

ボードに一度腰かけてから浴槽へ入ります。浴槽をまたいで入るのが不安な方に便利です。

・シャワーチェア

背もたれや肘かけが付いたタイプがあり、足腰への負担を軽減します。

・浴槽内いす

お湯に浸かったり立ち上がるのが楽になります。

・浴室内すのこ

浴室と脱衣所の段差をなくし、転倒を防止します。

・浴槽内すのこ

浴槽の深さを底上げし、出入りの負担を軽減します。

・浴槽用手すり

浴槽のふちに後付けできる手すり。浴槽への出入りの際に使用します。

入浴後のケア

  • 転倒予防のために足の裏を拭いてから、乾いたタオルで全身を拭きます。
  • 血圧の変化でふらつく場合があるので、いすに座って着替えます。
  • 必要に応じて保湿剤を塗ったり、水分補給をして休息をとります。

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