多くの日本人にみられる生活習慣病の一つ、「高血圧」。推定患者数は4,300万人以上、3人に1人が高血圧であるともいわれる身近な病気です。自覚症状はあまりないものの、放置すると重大な病気を引き起こすリスクが高まります。予防のために毎日の生活習慣を見直し、血圧を上手にコントロールしましょう。
血圧とは、心臓から全身に血液を送り出す際、動脈の内側にかかる圧力のことを指します。血圧は常に変動しますが、慢性的に血圧が高い状態が続くことを高血圧といいます。高血圧は血管に強い圧力がかかるため、次第に血管の壁が厚く硬くなり、動脈硬化が進行しやすくなります。自覚症状がないことが多く、放置しているうちに脳卒中や心臓病、腎臓病などの重大な病気を引き起こす危険性が高まります。
高血圧になりやすい生活習慣をしていませんか?チェックが多いほど高血圧の可能性があります。
高血圧予防でとくに重要なのが「減塩」です。一日の食塩摂取量を6g未満に抑えましょう。
診察室血圧・・・140/90mmHg以上
家庭血圧・・・135/85mmHg以上
高血圧と診断