生理前になると、イライラ・肌荒れ・便秘など、心や体に不調があらわれませんか?それはPMS(月経前症候群)かもしれません。PMSをうまく乗り切って生理前も快適に過ごしましょう。
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女性は約1ヶ月の生理周期の間にホルモンの分泌バランスが変わりますが、一生を通してもその分泌量やリズムは大きく変わっていきます。
思春期とは、初潮が始まってから生理が安定するまでの期間のことで、具体的には8~18歳頃までの時期を指します。
エストロゲンをつくる卵巣の働きが未熟なため、生理周期や期間がまだ不安定な時期です。子宮の発育も未熟なことから生理痛も起きやすいようです。
成熟期とは、生理周期が安定し、心と体がもっとも安定するといわれる19~44歳頃までの時期を指します。
ただし、この時期に無理なダイエットや、仕事や家庭を完璧にこなそうと心や体に過度な負担をかけると、ホルモンバランスが崩れ、更年期になってから体調不良の原因となることもあるので、気をつけましょう。
更年期は、閉経をはさんだ前後10年間、45~55歳頃までの時期を指します。
更年期に入ると、エストロゲンの量が減少することが原因で、ホットフラッシュ(のぼせ)・ほてり・発汗・イライラ・うつ症状といった症状(更年期障害)を引き起こすと考えられています。
生理の1~2週間前に起こる体調不良をPMS(月経前症候群)と呼びます。PMSの症状は人によって様々ですが、特にストレスが多い方や、完璧主義で几帳面な方はPMSになりやすいといわれています。
PMSの主な身体的不調
乳房が張る・痛い、肌が荒れる、体重が増える、体がむくむ・冷える、頭痛、腰痛、下腹部痛、眠気が強くなる
PMSの主な精神的不調
イライラする、怒りっぽくなる、パニックになる、涙もろくなる、集中力がなくなる、憂鬱な気分になる
PMS症状の改善には、ビタミン・ミネラルの補給が効果的です。ビタミン・ミネラルは主に野菜や果物に含まれていますので、野菜・果物を意識して摂るようにしましょう。
ビタミンB6
ニンニク・マグロ・レバー・鶏ひき肉・酒粕 など
ビタミンD
干ししいたけ・鮭・さんま など
カルシウム
桜えび・プロセスチーズ・しらす干し・ほっけ(開き)・カマンベールチーズ など
マグネシウム
納豆・きなこ・木綿豆腐・ゆで大豆・がんもどき など
ヨガには気持ちを落ち着かせる効果があるため、PMSのイライラやストレス解消におススメです。今回は、PMS症状を和らげるといわれている2つのポーズをご紹介します。ゆっくり呼吸を整えながら、約5分間続けて行いましょう。
1. | うつ伏せの状態から両ひざを曲げ、足をお尻に近づけながら足首を両手でつかむ。手の指を揃えるようにするとしっかり足を握れる。 |
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2. | 足首を手で押すイメージで、腕と足を引き上げる。 |
3. | アゴも上げて上半身を反らせ、呼吸を止めずに、引き上げたポーズを約30秒間キープし、息を吐きながら元の体勢に戻す。 |
1. | 正座で座り、左足をまっすぐ後ろへ伸ばす。 |
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2. | 息を吸いながら両手を肩の高さに上げ、息を吐きながら万歳をして上半身を反らす。 |
3. | 呼吸を止めずに、このままのポーズを約30秒間キープし、息を吐きながら元の体勢に戻す。反対の足も同様に行う。 |