排尿時に不快な感じがあったり、排尿後にしみるような痛みを感じたり、トイレに行く回数が増えたり…。このような症状にお悩みの方は、膀胱炎を引き起こしているかもしれません。再発を繰り返す方も多く、男性より女性の方がかかりやすいのも特徴です。
尿を溜める膀胱に、外部から大腸菌などの腸内細菌が侵入・増殖し、膀胱の内面の粘膜に炎症を引き起こす病気です。
膀胱炎の症状
※発熱がある場合は腎盂腎炎の可能性もあるため、早めに医療機関を受診しましょう。
膀胱炎の原因は、疲労や精神的ストレス、性的行為などが考えられます。トイレに行くのを長時間がまんしたり、女性の場合は生理用品を長時間交換せずにいることも発症につながる場合があります。
なぜ女性に多い?
女性は男性に比べて尿道が短いため、侵入した細菌が膀胱に到達しやすいので、膀胱炎になりやすいといわれています。
膀胱炎を繰り返してしまう人は、さまざまな理由から体の免疫力が低下し、菌が侵入・増殖しやすい状態になっている可能性があります。生活習慣を見直し、免疫力をアップしましょう。
おススメ食材
しょうが
体を温め、抗菌作用もあります
尿検査を行い、一定数以上の白血球や細菌が見つかれば膀胱炎と診断されます。治療には抗菌剤が用いられ、3~4日の服用で症状はおさまります。しかし、再発を防ぐためにも薬の服用が終わったら再び検査を受け、膀胱炎が完治していることを確認して下さい。