デジタル機器を長時間使用した際、目が疲れる・かすむ・涙が出る・首や肩がこる・頭痛・吐き気といった症状が現れたら、それは「デジタル眼精疲労」かもしれません。近年、子どもにも増加している病気で、十分な注意が必要です。
至近距離で長時間デジタル機器を見続けると、目の筋肉が疲れてこり固まり、ピント調節がうまくできなくなって目に負担を与えます。また画面を見続けるとまばたきの回数が減り、ドライアイを引き起こす原因になります。
さらに、デジタル機器はブルーライトという強い光のエネルギーを発しています。瞳孔を縮めるため負担が増え、目の疲れや首・肩のこりなどに影響するといわれています。
子どもがデジタル機器を使用する際、目をこする・肩や腰に手をあてる・目を細める・焦点を合わせるのに苦労しているといった様子が見られた場合は注意が必要です。
予防
対策
●目の体操
両目を上下左右に大きく回す。
右回りと左回りを数回ずつ行ったら、目を閉じて休む。
●ツボ・マッサージ
目の周りの骨を指で抑え、気持ちがいいと感じるところを少し強く押す。
※眼球は抑えつけないようにする。
●目もとを温める
まぶたの上に温かいタオルを乗せ、目を温める。