歯と口の健康のために、正しい歯磨き習慣を身につけましょう。
歯と口の健康については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。
歯磨きの目的は、虫歯や歯周病の原因である歯垢(プラーク)を除去することです。歯垢は粘着性があり、時間が経つほど取れにくくなるので、食後は忘れずに歯磨きをしましょう。
歯垢(プラーク)ってどんなもの?
歯垢とは、歯の表面に付着している細菌のかたまりのことです。1mgの歯垢の中には、1億個もの細菌が存在しているといわれています。これらの細菌が虫歯・歯周病・口臭などのトラブルの原因になっています。
歯ブラシの正しい使い方を覚えて、歯垢をしっかり取り除きましょう。
歯と歯ブラシが垂直になるように、毛先を歯の表面にきちんと当てる。
歯ブラシの毛先が広がらない程度(150~200gくらい)の力で磨く。
5~10mmを目安に小刻みに動かし、歯1~2本程度を15~20回ずつ磨く。
歯並びの悪いところは歯ブラシが届きにくく、歯垢が残りやすい部分です。歯ブラシの届きにくい部分は特にしっかり丁寧に磨きましょう。
歯ブラシを縦に当てて毛先を上下に小刻みに動かして磨く。
歯ブラシを斜め横から入れて、細かく動かして磨く。
赤ちゃんはいつから歯磨きが必要?
赤ちゃんも離乳食を始めたら歯磨きが必要ですので、きちんと歯磨きの習慣をつけましょう。小学校に入る前くらいまでは、大人の方が仕上げ磨きをしてあげましょう。
磨き残しのケアには、「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」がおススメです。自分の歯の状態に合わせたアイテムで、歯間の歯垢もしっかり取り除きましょう。
就寝前はデンタルリンスでケアを!
就寝中は虫歯菌や歯周病菌を洗い流す唾液の分泌量が減るので、寝る前は必ず歯磨きをしましょう。さらに、殺菌効果のあるデンタルリンスを使用すると細菌の増殖を予防できます。
歯周病は、歯垢の中の歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こす細菌感染症です。症状が進行すると、歯を支える骨が溶けて大切な歯を失うこともあります。成人の約8割以上の方が歯周病にかかっているといわれています。
Step 1
正常な状態
歯ぐきがピンク色で引き締まっている
Step 2
歯肉炎
歯ぐきが炎症を起こし赤く腫れる
Step 3
歯周炎
歯周ポケットが深くなり、血や膿が出る
Step 4
歯周病
歯を支える歯槽骨が溶け、歯が抜ける
毛先の細い歯ブラシは、歯周ポケットの奥まで毛先が届きやすく、効果的に歯垢を除去できます。
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45°の角度で当て、小刻みに動かしながら軽い力で磨きましょう。
歯周病菌を殺菌できる成分配合の歯磨き粉や、歯ぐきの活性化作用や抗炎症作用のある歯磨き粉を選びましょう。