風邪対策関連商品については、DRUGユタカの薬剤師・医薬品登録販売者へご相談下さい。
風邪は、上気道※がウイルスに感染し、鼻水・せき・のどの痛みなどの症状を引き起こす疾患の総称です。とくに冬はウイルスが好む低温かつ乾燥した環境になりやすく、鼻やのども乾燥して免疫機能が低下します。また暖房のきいた室内で過ごすことが多くなり、人との接触で感染する機会も増加します。
※上気道…鼻からのどまでの気道
日常生活
外出時は人混みを避け、マスクを着用
せきやくしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込まないようマスクでブロックし、人の多い場所を避けます。
正しいマスクのつけ方
帰宅したら手洗い・消毒・うがい
ウイルスがついた手で鼻や口を触らないようにすぐ手洗い・消毒をします。また、うがいで口腔内の粘膜に付着したウイルスを洗い流します。
ウイルスに負けない体づくり
適度な運動で、体力や免疫力をつけることが大切です。毎日60分程度のウォーキングや自転車こぎなどを行いましょう。
部屋の湿度をキープ
室内は50~60%と適度な湿度を保ち、空気が乾燥しないように心がけます。
食 事
体を温める食事を
血行を促すしょうがやニンニク、体を内側から温める温かいスープや鍋料理などを食べましょう。
免疫力を高める腸活食材
善玉菌を含む発酵食品や、善玉菌のエサになる食物繊維で腸内環境を整えることで免疫力がアップします。
睡 眠
質の良い睡眠で免疫力アップ
睡眠不足は免疫力を低下させます。就寝前2時間以内は入浴や食事を避け、6時間以上の睡眠を心がけましょう。
市販の風邪薬はウイルスに直接作用するものではなく、つらい症状を和らげて体力の消耗を防ぐためのものです。そのため、症状に合う成分が入ったものを正しく選ぶことが大切です。
1カフェイン
頭痛をおさえる
2抗ヒスタミン薬・抗コリン薬
くしゃみ・鼻水を和らげる
(クロルフェニラミンマレイン酸塩、ベラドンナ総アルカロイドなど)
3抗炎症薬
のどの炎症や痛みを抑える
(トラネキサム酸など)
4解熱鎮痛薬
熱を下げ、筋肉や関節の痛みを改善する
(アセトアミノフェン、イブプロフェンなど)
5鎮咳薬
咳を抑える
(ジヒドロコデイン酸塩、メチルエフェドリン塩酸塩など)
6去痰薬
痰を切れやすくする
(グアヤコールスホン酸カリウムなど)
※持病がある人や医師から処方された薬を服用している人は、薬を選ぶ際、医師・薬剤師にご相談下さい。
風邪を引くと発汗や食欲不振で水分が失われやすくなるので、普段よりもしっかり水分補給します。のどや口腔内の乾燥対策にも効果的です。
のどは炎症を起こしやすい部位です。熱がなくても痛みがある場合はウイルス感染が考えられ、治療が必要な病気が潜んでいる可能性もあります。市販薬やセルフケアを用いても痛みが1週間以上続く場合は医療機関を受診して下さい。
除 菌
加熱できる食器は80℃以上のお湯で加熱消毒し、おもちゃなどはアルコールシートでこまめに拭きます。
換 気
1時間に2回以上窓を開けて換気します。室温が下がり過ぎないよう注意しましょう。
日光浴
日光に当たると免疫機能を調節するビタミンDがつくられます。1日10~20分は日差しを浴びましょう。