風邪などの感染症にかかりやすくなるこの季節。いつも以上に手洗い・うがいなどを心がけ、冬を乗り切りましょう!
風邪は、くしゃみ・鼻水・せき・のどの痛みなど呼吸器に症状が出る感染症の総称で、その多くはウイルスが原因です。ウイルスの主な侵入経路は、くしゃみやせきで飛び散ったウイルスを吸い込んで侵入する飛沫感染と、手指に付着したウイルスが目・鼻・口などから侵入する接触感染です。ウイルスは粘膜で増殖するため、マスクや手洗いで侵入をブロックすることが大切です。
ウイルスが体内に侵入しても、体の免疫機能でウイルスの増殖を防ぐことができます。免疫力を高めてウイルスに打ち勝つ体をつくりましょう!
①体を温める
体温が下がると血流が悪化して血液中の免疫細胞が機能しづらくなります。温かいものを飲んだり運動をしたりして、体を温めましょう。
②栄養を摂る
栄養不足は免疫低下の原因になるため、1日3食バランスのいい食事を摂ります。とくに発酵食品や食物繊維を積極的に摂りましょう。
③ストレスを溜めない
ストレスが原因で自律神経のバランスが乱れると免疫物質の分泌も低下します。日頃から心身をリラックスさせる時間を作りましょう。
新型コロナウイルス対策療養に備えた準備をしよう
新型コロナウイルス対策
療養に備えた準備をしよう
感染拡大が続く新型コロナウイルス感染症。引き続きマスクの着用や手指消毒、こまめな換気を心がけましょう。また、感染して自宅療養となった場合のことを考えて、以下のようなものを準備しておくと良いでしょう。
インフルエンザは11月~3月に流行しやすい感染症で、風邪に比べて高熱や頭痛、関節痛など全身症状が強く現れます。とくに子どもや高齢者はインフルエンザ脳症や肺炎などの合併症が起こる場合もあるので、適切な治療を受けましょう。
風 邪 |
インフルエンザ |
|
発症時期 | 1年を通じて発症 | 冬季に流行 |
症状の進行 | 比較的ゆっくり進行 | 急激に進行 |
発 熱 | 38℃くらいまで | 38~40℃の高熱 |
特 徴 | せき、のどの痛み | ひどいせき、のどの痛み |
くしゃみ、鼻水、鼻づまり | 関節痛 | |
軽い頭痛、だるさ | 強い頭痛、全身のだるさ |
※スマホの場合は横にスクロールしてご覧いただけます。
予防接種を受ける
感染を完全に防ぐものではありませんが、発症時に重症化を防ぐことが期待できます。流行前に接種しておくとよいでしょう。
手洗いやマスクの徹底
外出中は人混みを避けてマスクを着用しましょう。帰宅後は袋に入れすぐに口を閉じます。帰宅時、食事前などの手洗いもかかさず行って下さい。
早めに適切な治療を受ける
医療機関を受診し、処方された抗インフルエンザウイルス薬を服用します。熱が下がっても処方された薬は飲み切りましょう。
十分な水分・栄養・睡眠をとる
水分補給をして脱水症状を防ぎおかゆなど消化がよいものを食べます。十分に睡眠をとって体を休めることも大切です。
Point!
殺菌・除菌・抗菌は何が違う?
それぞれどんな効果が期待できるのか、違いを知って適切なウイルス対策をしましょう。
殺 菌医薬品や医薬部外品で菌を殺す。
除 菌菌を取り除いて、数を減らす。
抗 菌菌の増殖を抑える。
からのお知らせ
明治の研究開発部門が探し出した乳酸菌1073R-1は、ヨーグルトを作るために使用される乳酸菌のひとつで、多糖体を多く産生することが特長です。乳酸菌などが菌体外に作り出す多糖体をEPSといい、EPSは生体に対して免疫機能を活性化することが分かっています。また、インフルエンザウイルスの侵入に対抗する力を高める可能性も確認されています。
風邪・ウイルス対策関連商品については、DRUGユタカの医薬品登録販売者にご相談下さい。