放置すると命にかかわる病気にもつながるメタボリックシンドローム(メタボ)。生活習慣を見直して、脱メタボを目指しましょう!
メタボリックシンドローム(メタボ)とは、内臓脂肪の蓄積(ウエストサイズが男性85cm以上、女性90cm以上)に加えて、高血圧・高血糖・脂質異常のうちいずれか2項目以上に該当した状態のことをいいます。中高年に多いと思われがちですが、年齢・性別問わず増加傾向にあります。
必須:内臓脂肪の蓄積
ウエスト周囲径(へそ周りで測定)
+
以下のうち 2項目以上に該当
高血圧
2つのうちどちらか、
または両方
2つのうちどちらか、または両方
最高血圧
130mmHg以上
最低血圧
85mmHg以上
高血糖
空腹時血糖
110mg/dl以上
脂質異常
2つのうちどちらか、
または両方
2つのうちどちらか、または両方
中性脂肪
150mg/dl以上
HDLコレステロール
40mg/dl未満
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メタボリックシンドローム
メタボと診断されても自覚症状がないケースも多いですが、そのままにしておくと高血圧や糖尿病、脂質異常症につながります。その結果、動脈硬化が進行し、心筋梗塞、脳卒中などを発症する危険性が高まります。
下の項目の中で当てはまるものが多いほど、メタボになるリスクが高まります。まずは自分の生活習慣をチェックしましょう。
メタボの改善には栄養バランスのとれた食事をとることが大切です。自分の体の状態にあったメニューや量を考えましょう。
塩分の摂り過ぎに注意しましょう。料理によく使用される顆粒だしには塩分が含まれているものが多いため、素材でだしをとるのがおススメです。
前日に仕込むだけ!だしの作り方
かつお節5g・こんぶ5g・水500ccを清潔な瓶に入れ、冷蔵庫で一晩置くだけでおいしいだしができますよ!
食事は、野菜や海藻類を使った副菜→肉や魚などの主菜→ご飯やパンなどの主食の順に食べると、血糖値の上昇や食事量を抑えられます。
外食時は定食を!
丼ものや麺類は脂肪分や塩分が多く、早食いや食べ過ぎにつながります。主菜・副菜・主食がついた定食を選ぶようにしましょう。
積極的に魚を食べるように心がけましょう。青魚に豊富に含まれるEPAやDHAは、中性脂肪を減らす効果があるといわれています。
缶詰を上手に活用しよう!
骨ごと柔らかく煮込まれている缶詰は、栄養満点で調理も簡単。さまざまなアレンジレシピに活用できるのでおススメです!
Check!
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内臓脂肪を減らすには、毎日の有酸素運動が効果的です。まずは心臓や血管に負担をかけないよう、散歩をする・階段を使うなど、軽めの運動を取り入れましょう。ただし、すでに動脈硬化を引き起こしている状態での運動は危険なので、医師に相談してから始めて下さい。
メタボ対策関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。