空気の乾燥がピークを迎える2月は、とくに肌トラブルが起こりやすい時期です。肌トラブルの種類や対処法を知って乾燥の時期を乗り切りましょう。
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2月は冬の寒さにより肌にダメージがあらわれやすく、1年の中で最も角質層のバリア機能が弱まる時期です。
冬の肌トラブルの主な原因は「乾燥」です。そのため、肌トラブルを防ぐ基本は「保湿」ですが、それ以外にもそれぞれの肌トラブルに合わせた対処法を知っておきましょう。
乾燥によるバリア機能の低下から、肌の角質層が剥がれ炎症を起こした状態。肌が白く粉をふいたり、ガサガサしたり、ひび割れてかゆみ・痛みを感じることもあります。
症状がよくなるまでは、石けんや洗顔料は敏感肌用に変えて、体を洗う際は手で洗うなど、肌に必要な皮脂や角質を落としすぎないことが大切です。
かきむしると症状が悪化するため、かゆみ止めクリームを塗りましょう。乾燥肌用のかゆみ止めクリームは1度塗ると保湿効果が長続きするためおススメです。
寒いときにあらわれやすい目の下のクマや顔全体のくすみは、血行不良が原因です。
タオルを水で濡らしてしぼり、くるくると巻き、耐熱皿にのせてレンジで1分温めます。これを朝の洗顔前に30秒~1分、顔の上にのせるだけで血行がよくなり、メイクノリもアップします。
週1~2回、ピーリングで古い角質を取り除くと、肌のターンオーバーが整い、くすみのない透明感のある肌に近づきます。
乾燥小ジワとは、目もとや口もとなどにあらわれる細かいシワのことです。
目もとや口もとといった乾燥しやすい部分には、専用の保湿クリームを使いましょう。肌をこすらないよう薬指でやさしくつけ、3分ほどおいてから重ね塗りすると効果的です。
リキッドやクリームタイプのファンデーションに美容オイルを1滴なじませてから塗ると、肌の乾燥防止とツヤアップ効果で小ジワが目立ちにくくなります。
冬は乾燥による肌のバリア機能の低下によって、ニキビの原因である角栓がつまりやすくなります。
冬のニキビは乾燥が原因です。普段使っているものよりも少し保湿力の高い化粧水や乳液に変えてみましょう。また洗顔料も洗浄力の強いものは避けましょう。
はちみつには保湿・殺菌効果があり、冬のニキビケアにぴったり。入浴中、洗顔後の顔にはちみつを薄く塗って10分ほどおいてから洗い流しましょう。