赤ちゃんの口の中にまだ食べ物が残っているのにさらに食べさせると、よく噛まずにごっくんと飲み込む癖がついてしまうことがあります。食べ物を口に運ぶペースを一度見直してみましょう。赤ちゃんの口の動きを確認して「もぐもぐしようね」と声をかけ、ママが口を動かして目の前でお手本をみせてあげてください。
また、離乳食のかたさや粒の大きさを見直してみるのも一つの手かもしれません。
離乳後期は、離乳食も1日3回となり離乳食の量が増え、それに伴い乳汁の量が減少するために鉄が不足しやすくなります。鉄不足を補うために鉄分が豊富な、赤身の魚や肉、レバーを離乳食にぜひ取り入れてみましょう!
小さなお子様のお肌は、大人よりも弱く、肌が荒れを起こしやすいです。また、アルコールが揮発する前に手や指を口に入れてしまう恐れもあるため、おすすめはできません。お子様の感染症対策は手洗いを基本として、外出時や手が洗えない場合はノンアルコールタイプのウェットティッシュ等を使用してみるのもおすすめです。
食物アレルギーの7大アレルゲンは、卵・牛乳・小麦・そば・落花生・えび・かにとされています。
中でも離乳食期の赤ちゃんでは卵・牛乳・小麦が特に注意が必要です。
他にもりんご・バナナ・オレンジ・ももなどの果物も食物アレルギーの原因になり得るので初めてあげる食品はは少しずつあげるようにしましょう。
お昼寝をしなくても、夜ぐっすり眠れていたらあまり心配ないといわれています。お昼寝回数や時間にも個人差がありますので、あまり気にしなくて大丈夫です。もしお昼寝をしたいときには、快適な環境で寝られるように、温度や湿度、お布団の状態などにも気を配ってあげましょう。
日焼け止めは汗をかいたり、タオルで拭くと落ちてしまっている可能性があります。2~3時間おきに塗り直して日焼けを防ぎましょう。日焼けをした後は、炎症を抑える為ためにまずは冷やしてあげましょう。冷たくなりすぎないよう、保冷剤をタオルで包むのがおすすめです。その後は肌の乾燥を防ぐために、化粧水や乳液タイプの保湿剤でたっぷり保湿してください。その上にワセリンを塗ることで水分の蒸発と皮膚の保護ができます。日焼け後1週間はいつもより入念に保湿しましょう。
授乳時間はあくまで目安で、個人差が大きいものになります。足りているかどうかのポイントは、赤ちゃんの体重増加が身体発育曲線に沿って増えているか、便がスムーズに出ているかを見てもらい、順調ならミルクを足さなくても心配ないでしょう。授乳間隔も2時間以上開き、授乳後ご機嫌も良いなら、欲しがった時にあげる今のペースで続けてみてください。体重の増えが横ばい、曲線を下回るなどがあれば、小児科医に相談してみましょう。
6か月ごろまでは、お母さんからもらった抗体で、お母さんに免疫がある病気からは守られます。ただし、お母さんに免疫の無い病気にはかかる事が。感染症が流行する時期には人ごみに赤ちゃんを連れない、予防接種をスケジュールを組んで受けるなど予防対策を行いましょう。
赤ちゃんによって個人差がありますが、支え無しで1分以上しっかり座れるようになるのは8~9カ月以降が大半を占めています。今はまだ支えが必要な時期ですので焦らず成長を見守りましょう。腰が据わる前は、必ずしもベビーチェアを用意する必要はありません。ぐらつくようなら膝の上でお母さんがしっかりと赤ちゃんの姿勢を支えて離乳食を与えてあげてくださいね。
子どもは大人に比べて水分を失いやすいので、こまめな水分補給を意識しましょう。ジュースや清涼飲料水は習慣性や虫歯が気になるので、ノンカフェインで甘味の少ないものが良いでしょう。
背が低く、地面の熱の影響を大人より感じやすいので、暑い日のアスファルトは避けたり、時間帯を考慮すると良いですね。遊具が熱くなっているとやけどすることもあるので、大人が確認してから遊びましょう。
必要に応じて日焼け止めや虫よけを使いましょう。
赤ちゃんによって個人差はありますが、一般的にテープタイプは生まれてからはいはいやたっちをする頃ぐらいまで使われることが多いです。おむつ替えのしやすさで選んでいただけるとよいため、寝返りをする、良く動く等お母さんがテープタイプだと留めづらいと感じられたら、パンツタイプに移行してみましょう。
まだはいはいやたっちをしていないねんねの時期でも、足をばたばたさせるなどおむつ替えがしにくいと感じられた際はぜひパンツタイプも試してみてください。
母乳の回数や量については、離乳食の進みにかかわらず欲しがるだけあげて大丈夫です。身長・体重が曲線に沿って伸びていて、離乳食の目安量を食べていれば問題ありません。お腹が空いているときに離乳食をあげたほうが食いつきがよいので、母乳は基本離乳食後に欲しがるだけ飲ませます。そのほかのタイミングで飲ませる場合は時間をある程度決めてあげると生活リズムを整えることができるのでおすすめです。
フォローアップミルクは、必ずしも飲まないといけないわけではありません。好き嫌いも少なく、離乳食を3回しっかりと食べられており、離乳食からしっかりと栄養がとれていれば、必要ありません。フォローアップミルクには、1歳から3歳のお子様の成長に必要な鉄やカルシウム、そのほかの栄養素もしっかりと配合されているので、不足が気になるようであれば、取り入れてみてください。
アレルギー反応がなく、体調が良いときに卵黄1個分まで増やしてからの方が安心ですが、赤ちゃんの機嫌や好みによっては、卵黄1個分を食べられないお子様もいるため、必ずしも1個分食べないと卵白に進めないわけではありません。卵黄を小さじ1くらいまで食べられるようになっており、卵白を始められる月齢になっていれば、体調の良い日に卵白を始めてみてもよいですよ。
母乳には、さまざまな栄養素が入っているため、赤ちゃんのあたまを育てたり(DHA、アラキドン酸)、からだを育てたり(たんぱく質)、赤ちゃんを守る(オリゴ糖)といったチカラがあります。
ミルクはメーカーにもよりますが、母乳を調査して母乳の組成に近いものに作られているので、安心して使っていただけます。
母乳に少し足してあげたいとき、お母さん以外の方に預けるとき、お母さんの体調がすぐれないときなど、ミルクを活用してみるのもよいでしょう。
おむつかぶれを起こさないためには、肌を清潔で乾燥した状態に保つことが大切です。おしっこやうんちは肌にとって刺激をもたらす成分が含まれています。おしっこやうんちをしたら、すぐにおむつを取り替えましょう。また、おむつを取り替える際に、おしりふきやアベンヌウォーターを含ませたコットンなどでさっと拭き、肌を清潔な状態にして、ワセリンやベビーオイルなどの保湿剤で肌を保護しましょう。しっかり保湿をし、肌のバリア機能を高めることでおむつかぶれを起こしにくくすることが出来ます。気温が高くなり湿気や汗でおむつの中が蒸れた状態では、皮膚がふやけて傷つきやすくなるため、ベビーパウダーなどで汗や湿気による水分を吸収し肌をさらさらにしてあげましょう。
内臓機能が成長した6歳以降になります。
調味料を使いだすタイミングとしては、9か月以降で少量から始めます。
3歳程度まではだしのうまみなどを生かしてできるだけ薄味にするのが望ましいです。
4~5歳から少しずつ味付けに変化を与え6歳から大人とほぼ同じ味付けで構いません。
ただし、大人と同じ食塩相当量になるのは12歳以降なので濃い味付けや刺激のある調味料は使用しないようにしましょう。
ミルクの量は、離乳食に慣れてくると一時的に少なくなることがあるため、あまり気にしなくてもよいと思います。しばらくすると飲む量は元に戻ることがほとんどです。対応の工夫としては散歩に出かけたり、よく遊ぶことで食べるときや飲むときにお腹がすくように生活にメリハリを持たせます。お子さんの機嫌が良くない、尿の回数や便が少ない、乳児身体発育曲線に沿って体重が増えていない等の様子が見られたら、医師に相談するようにしましょう。
無理強いさせる必要はありません。手がべたつくのが苦手で積極的ではない赤ちゃんもいます。その場合、手がべたつきにくい食事にしてみるのもいいかもしれません。おかずが直接手につかないようにパンを使ったロールサンドやサンドウィッチにして食べさせるのもおすすめです。また、口をあまり動かさず食べ物をまる飲みしていたり、離乳中期(7~8ヶ月)の硬さや大きさの食べ物を口から出してしまう場合はまだ手づかみ食べを急ぐ必要はありません。
注意する点が3つあります。1つ目は、子供の月齢や固さのあったものを選び、与える前には一口食べて確認すること。2つ目は、ベビーフードを選ぶ際には料理や原材料が偏らないようにすること。3つ目は、開封後の保存には注意し、食べ残しや作り置きは与えないこと。以上の3つになります。ベビーフードは衛生的で離乳食づくりの負担が軽減し便利ですし、離乳食の形や大きさのお手本にもなります。普段赤ちゃんに与えているものより味がしっかりしているように感じるかもしれませんが、その月齢の赤ちゃんにあった塩分濃度に調整されています。注意点を守り、安心して使用してください。