血糖値は高すぎても低すぎても体に悪影響をもたらします。毎日の食事や運動を見直して、血糖値をきちんとコントロールしましょう。
血糖値対策関連商品については、DRUGユタカの薬剤師・登録販売者へご相談下さい。
血糖値の基礎知識
血糖値とは?
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度の値を示したものです。ブドウ糖は、主にごはんやパンなどの炭水化物、イモ類やお菓子などの糖分に含まれています。一般的に空腹時は血糖値が低下し、食後は高くなります。
血糖値とインスリン
食後に上昇した血糖値は、インスリンによって下げられます。インスリンは、主に炭水化物の代謝を調整するホルモンで、血糖値を一定に保つ働きをしています。しかし、インスリンの作用が乱れると、血糖値が正しく調整されなくなり、体に様々な影響が出てきます。
高血糖
血液中にブドウ糖があふれた状態(130mg/dl以上)。この状態が長く続くと糖尿病や心筋梗塞・肝硬変といった病気のリスクがあります。
低血糖
血液中のブドウ糖が少なくなった状態(70mg/dl未満)。極度のダイエット、薬の副作用などが原因で、意識消失や精神症状を引き起こすこともあります。
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実施店舗
食後血糖値の急上昇を防ぐ食事ポイント
できるだけGI値の低い食品を選ぶ
「GI値」とは、食品が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するスピードを計ったもので、この値が低いほど血糖値の上昇がおだやかになります。

ゆっくりよく噛んで食べる
「GI値」とは、食品が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するスピードを計ったもので、この値が低いほど血糖値の上昇がおだやかになります。
食べる順番に気をつける
ごはんやパンなどの炭水化物は血糖値を急上昇させます。食事の際は、できるだけサラダ・海藻類・きのこ類から先に食べましょう。
野菜を多めに摂る
野菜には食物繊維やクエン酸など血糖値の急上昇を抑えてくれる成分が含まれており、野菜を摂ることで血糖値の上昇を抑える効果があるといわれています。
食事で野菜を摂るのが難しい方は、食事の30分前に「野菜ジュース」や「青汁」を飲むだけでも、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。
砂糖代わりになる「本みりんシロップ」♪
鍋に本みりん(500ml)を入れて火にかけ、10分間ほどぐつぐつ煮詰めると、和風メープルシロップのようなやさしい甘みの甘味料ができあがります。砂糖やハチミツよりもGI値が低いので、料理やコーヒーなどの飲み物に入れて砂糖代わりに使うのがおススメですよ。
※「本みりん」はアルコールを含むため引火の恐れがあります。絶対に 火のそばから離れないで下さい。
血糖値を下げるのに効果的な運動方法
食後は血糖値が急上昇しますが、食後に運動をすると、血中のブドウ糖を筋肉のエネルギーとして使うため、血糖値を効率よく下げることができます。血糖値を下げるには、食後30分~2時間の間に有酸素運動を30分~1時間程度行うと効果的です。
有酸素運動の一例
ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水中歩行 など
