冬物の衣替えは「時期・収納・しまい洗い」がポイント。大切な衣類を来年もキレイに着られるよう、正しくお手入れしましょう。
冬から春にかけては気温が変わりやすいため、段階的に衣類を入れ替えていくのがポイントです。3月には厚手のコートやダウンジャケットなど真冬の衣類を、4月にはセーターや小物類など大半の冬物をしまいます。目安として5月のゴールデンウィークまでにすべて完了させましょう。
厚手のコートやダウンジャケットなど
3月
最高気温の目安
10℃〜15℃
セーターや小物類など
4月
最高気温の目安
15℃〜20℃
カーディガンなど
5月上旬
最高気温の目安
20℃以上
衣類についた汚れは、酸化して黄ばみや変色の原因になります。また染み込んだ汚れや皮脂は害虫のエサになるため、きれいに落としてから収納しましょう。
頑固な汚れにはつけ置き洗いを!
35~40℃程度のお湯に酸素系漂白剤を加え、30分ほどつけ置きしてから洗濯機で洗います。
※製品に記載されている使用量の目安に従って下さい。
衣類につく害虫は高温多湿を好む上、湿気がこもるとカビの原因にもなります。洗濯した衣服はしっかり乾かし、収納場所には除湿剤を設置しましょう。クリーニングから戻った衣類はビニール袋を外して風を通してからしまいます。
防虫剤の成分は空気より重く上から下へ広がるため、防虫剤は衣服の上に置きます。ハンガーにかけて収納する場合は吊り下げるタイプを使用しましょう。綿ぼこりに虫の卵が産みつけられてしまう場合があるため、収納場所の掃除も念入りに。
家庭で洗濯できるかどうかは桶のマークで確認できます。適した洗い方で洗うようにしましょう。
30℃以下の水温で、洗濯機で洗濯可能
40℃以下の水温で手洗い可能
家庭での洗濯不可
30℃以下の水温で、洗濯機で洗濯可能
40℃以下の水温で手洗い可能
家庭での洗濯不可
1襟や袖など汚れやすい部分に、おしゃれ着用洗剤を直接つける。
2型崩れを防ぐため畳んで洗濯ネットに入れる。
3洗濯機の弱水流コース(手洗いコース、おしゃれ着コースなど)で洗う。
4日陰で平干しする。または型崩れしないようハンガーにかけて干す。
1汚れやすい部分は、スポンジにおしゃれ着用洗剤をつけて軽くたたき洗いをする。
235~40℃のお湯におしゃれ着用洗剤を混ぜ、その中でやさしく20~30回押し洗いする。
3水を取りかえながらにごりがなくなるまで2~3回すすぎ洗いをする。
4軽く水気を切ったら、バスタオルでダウンジャケットを挟んで水分を吸い取る。
5直射日光を避けて陰干しをする。少し乾いたら軽くたたいて形を整える。
洗濯機で洗う場合
汚れている方を表にして縦に3つ折りにし、端から丸めて洗濯ネットに入れます。洗濯機におしゃれ着用洗剤をセットし、大物洗いコースや毛布コースなどで洗います。柔軟剤を入れると羽毛同士が固まってしまうため、控えましょう。
手洗いする場合
浴槽の半分くらいまでぬるま湯を入れておしゃれ着用洗剤を加え、足で踏み洗いします。2~3回水を入れ替えながらすすぎ、浴槽の縁にかけて1時間ほどおいて水を抜きます。
※踏み洗いの際、繊細な羽毛布団を傷めないようやさしく行って下さい。
干し方
日陰で風通しのいい場所で干します。乾いてきたら、かたよっている羽毛を手でほぐして整えましょう。
衣替え関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。