冬に気をつけたい感染症

今回は、冬に蔓延しやすい感染症に対して、注意したいポイントや予防法をご紹介します。

監修:岡田 真見
大王製紙株式会社
介護福祉士/認知症サポーター

岡田 真見

介護関連情報については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。

高齢者は特に注意!

冬は空気が乾燥し、ウイルスが浮遊しやすくなるため、感染症にかかりやすくなります。とくに高齢になると、白血球の数が減ることで免疫力が低下します。また、免疫力は体温と深い関係があり、寒い冬はさらに免疫力の低下を招きます。

冬に多い感染症

インフルエンザ

突然の高熱や咳、のどや関節の痛みが表れます。高齢者は症状が長引き、重症化や合併症を起こしやすくなります。

肺炎

免疫力が弱い高齢者は、毒性の低い菌でも肺炎を起こします。他の感染症の合併症として起こることもあります。

【注意】

インフルエンザに感染した際、最も多い合併症が肺炎といわれます。また何らかの基礎疾患(持病)がある人は肺炎が重症化しやすく、最悪の場合、死に至ることもあるため、注意が必要です。

RSウイルス感染症

成人は発症しにくいですが、免疫力の低い高齢者は、咳や鼻水などの呼吸器症状を引き起こす場合があります。

感染性胃腸炎

ノロウイルスなどのウイルスや細菌に感染して起こります。感染力が非常に強く、激しい嘔吐や下痢を伴います。

感染症の予防法

●手洗い・うがい・マスク

外出時はマスクを着用し、帰宅後は手洗い・うがいを徹底しましょう。

●加湿

部屋の中はウイルスの生存率が下がる湿度50~60%を保ちます。

●入浴

こまめに入浴し、外部からつく汚れや細菌を落として、体を清潔に保ちましょう。

冬場の入浴時はヒートショックに注意!

急な寒暖差で血圧が上がり、心筋梗塞や脳出血などにつながるヒートショックを引き起こすことがあります。入浴前から脱衣所を温めておいたり、昼間に入浴するなど工夫することも大切です。

感染対策

●こまめな消毒

手指だけでなく、手すり・ドアノブ・食器などをこまめに消毒します。

★家具などは市販のアルコールスプレーを、食器や調理器具は台所用塩素系漂白剤で殺菌しましょう。

●十分な換気

定期的に窓を開け、空気を入れ替えます。

★できれば1時間に1回、5分程度の換気をするのが理想です。

●予防接種

流行前にインフルエンザなどの予防接種を受けましょう。

★ただしアレルギーや既往症がある場合、接種できないことがあるので、医師に相談して下さい。


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