ドライアイは、涙の分泌量が不足したり涙の質のバランスが崩れることで、目が乾いた状態になることをいいます。目の乾きだけでなく、疲れ、痛み、かすみ、充血、ゴロゴロとした不快感など、さまざまな症状が現れます。原因は、加齢による涙の分泌量の低下、パソコン・スマホなどの長時間使用、コンタクトレンズの装着、エアコンなどによる空気の乾燥、紫外線の影響などが考えられます。
ドライアイが悪化すると角膜や結膜に傷がついてしまうこともあります。点眼薬を使用しても改善しない場合は早めに医療機関を受診しましょう。
パソコンやスマホの使用中は、画面に集中するためまばたきの回数が減り、目のうるおいが不足します。1時間ごとに10分程度、休憩を取るようにしましょう。またディスプレイが目線より上にあると、通常よりまぶたを大きく開くことになり乾燥しやすくなるため、目線より下の位置になるよう調整して下さい。ブルーライトカットフィルムやブルーライトカットレンズの眼鏡の使用もおススメです。
まばたき体操をやってみよう!
コンタクトレンズを使用すると涙が蒸発しやすくなります。またレンズが乾燥することで涙を吸収してしまい、ドライアイになります。コンタクトレンズはケア方法や使用期限、装着時間を守って正しく使用して下さい。目の疲れや違和感があるときは眼鏡に変えましょう。