オーラルケアは、自分でできる大切なヘルスケアの1つ。毎日正しくお手入れをして健康で美しい歯と口を守りましょう!
歯の表面
歯ぐきが健康な人は、歯ブラシを直角に当てて5~10mm幅で小刻みに動かします。歯ぐきが弱っている人は、毛先が45°になるように当ててやさしく動かします。
歯の裏面
歯ブラシを縦に当てて、毛先や角をうまく使いながら1本ずつみがきます。
かみ合わせ部分
歯の溝に毛先を入れるイメージで、小刻みに振動させながら1本ずつみがきます。
歯と歯の間
歯みがきの後、デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れを取ります。
歯垢とは、歯と歯の間や、歯ぐきとの境目などに付着しているネバネバした物質(細菌)。食後約4~8時間ほどで作られるため、食後は丁寧に歯みがきをしましょう。
放置された歯垢が石灰化したもの。一度付着すると歯みがきでは落とせないため、歯科医院で取り除いてもらいましょう。
液体歯みがき
歯みがき粉の代わりとして使用します。一度口に含んですすいでから、もしくは口に含んだままみがきます。
洗口液
歯みがきの後や口臭が気になるときに使用します。外出先での使用もおススメ。歯みがきの代わりとしての効果はありません。
電動歯ブラシ
歯に軽く当てるだけで細かくブラッシングでき、歯垢を除去する効果が高いのが特長。
歯と歯ぐきのすき間に細菌が侵入して炎症を起こし、歯ぐきや歯を支える骨が溶けてしまう病気です。重症になると歯が抜け落ちることもあります。年齢に関係なく誰もが感染するリスクがあります。
対処法
毎日の歯みがきで歯垢をしっかり取り除き、定期的に歯科医院でクリーニングを受けましょう。
口臭は、細菌が粘膜や唾液、食べかすに含まれるたんぱく質を分解する際に発生します。とくに舌の表面に溜まった細菌のかたまり「舌苔」は口臭の原因になります。
対処法
携帯用のマウスウォッシュを持ち歩くとよいでしょう。朝の歯みがき時は舌クリーナーで舌苔をやさしく取り除きましょう。
口呼吸、ストレス、薬の副作用など、さまざまな原因で唾液の分泌が低下し、口の中が乾燥します。歯周病や虫歯、口内炎、味覚障害などが起こることもあります。
対処法
キシリトールガムを噛んで唾液分泌を促したり、口腔保湿剤などを活用して口の中に潤いを与えることで予防できます。
栄養バランスの乱れやストレス、疲労、口内の乾燥などによって、口の中や唇などの粘膜に起こる炎症です。頬の内側や歯ぐき、舌など広範囲にできます。
対処法
口の中を清潔に保ちましょう。また、ビタミンB群には粘膜を守る働きがあります。サプリメントなどで補いましょう。
避難生活で十分なオーラルケアができずにいると、口内の細菌が肺に入って起こる誤嚥性肺炎や、インフルエンザなどの感染症になりやすくなります。備蓄品に歯ブラシやマウスウォッシュなどを加えておきましょう。
歯ブラシがないときは少量の水やお茶でうがいをし、ハンカチやティッシュペーパーなどを指に巻いて、歯の汚れを拭き取りましょう。
オーラルケア関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。