春になると感じる体のだるさや倦怠感は、自律神経の乱れが原因かもしれません。生活リズムを見直して、体調を整えましょう。
春は、朝晩の寒暖差や環境の変化などのストレスで、内臓の動きや代謝、体温をコントロールする自律神経が乱れやすいといわれています。自律神経には朝から昼の活動時に働く交感神経と、夕方から夜にかけて働く副交感神経があり、2つのバランスが乱れると、疲れ・だるさ・気分の浮き沈みなど、心と体の不調が現れます。バランスを正常に保つには、生活リズムを整えることが大切です。
血管を収縮させて心拍数や血圧を上げ、体の緊張や行動力を高めます。一方で、コリや疲れの原因にもなります。
血管を拡張させて心拍数や血圧を下げ、心身をリラックスさせます。高まり過ぎると、だるさを感じやすくなります。
前日の就寝時間にかかわらず、毎日同じ時間に起床し、体内時計のズレをリセットしましょう。
起床したらカーテンを開けましょう。太陽の光に当たることで脳と体が目覚め、交感神経のスイッチが入ります。
朝食をとることで体温や血糖値が上がり、体が目覚めます。とくに卵や牛乳などのたんぱく質は、体内時計を調節してくれます。
Point!
1杯の白湯で体のスイッチオン!
朝起きて1杯の白湯を飲むと、血流がよくなり体が覚醒します。腸も刺激されて便通が改善するので、朝のリズムが整います。
◆寝る2時間前までに済ませる
夕食の消化を終えないまま睡眠に入ると、睡眠の質が低下してしまいます。そのため、少なくとも寝る2時間前には食事を終えましょう。
◆食物繊維の多い食材を
主食にはそばや麦ごはん、おかずには緑黄色野菜や根菜など、食物繊維の多い食材を中心に、消化のいいものを選びましょう。
◆寝る前のアルコールは控えて
寝酒は深い睡眠の妨げになるため、就寝2時間前までに飲み終えましょう。
眠るまでにスムーズに体温を下げるため、寝る90分前に入浴し、40℃前後のぬるま湯に10~15分つかりましょう。
◆快適な室温・湿度を設定
室温20~26℃、湿度50~60%の理想的な寝室環境を整えて、寝つきの悪さや途中覚醒を防ぎましょう。
◆寝る前のパソコン・スマートフォンはNG!
副交感神経を正常に働かせるため、強い光は厳禁です。夜はできるだけパソコンやスマートフォンの使用を避けて下さい。
知ってる?ソーシャル・ジェットラグ
「ソーシャル・ジェットラグ」とは、平日と休日の就寝・起床リズムのズレのことをいいます。休日に朝寝坊をすると、太陽の光で刺激を受けるタイミングが遅れ、体内リズムが乱れて日中に眠気や疲労感を感じます。休日に寝だめをしないよう注意しましょう。
生活リズム改善商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。