気温が上がるにつれて熱中症になる人が増えていきます。日頃から意識をして、熱中症を予防しましょう。
1日1.2リットルを目安に水分補給をしましょう。起床時や休憩時間、入浴前など時間を決めて、コップ1~2杯(200~400ml)の水分をこまめに摂ることがおススメです。
通常の食事をしていれば必要な塩分は摂れているので、水や麦茶でOKです。
汗をかくと体からミネラルが失われるため、運動前や運動中は体液より浸透圧が低いハイポトニック飲料を、運動後は体液と浸透圧が近いアイソトニック飲料を飲みましょう。
1日3食、栄養バランスの良い食事をとって、疲れにくい体づくりをしましょう。
POINT!
具だくさんの味噌汁をプラス!
旬の野菜やワカメなどの海藻類、豆腐などの豆類を入れた味噌汁は、塩分や水分を同時に摂取でき、食欲のないときにもおススメです。
睡眠不足になると、自律神経が乱れて熱中症になりやすくなります。暑くて寝苦しいときは、エアコンや氷枕などを活用して快眠を心がけましょう。
体で感じる暑さと実際の気温は異なることがあります。身近に温度計や湿度計を置いたり、高温注意情報をチェックしたりするなど、日頃から気温を意識することが大切です。
体温調節機能が未発達で、命に危険が及ぶこともあります。とくにベビーカーに乗っている乳幼児は、地面から近い位置にいるためアスファルトからの照り返しを強く受けやすいので注意しましょう。
熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は体温を下げる機能や温度への反応が弱まるため、自覚のないまま重篤な症状になる場合があります。家族や周囲の人も気にかけるようにしましょう。
作業に集中して、喉の渇きや体調の悪化に気づきにくくなるので、日陰や室内などで意識的に休憩をとったり水分補給をしましょう。
POINT!
屋内でも熱中症になる可能性大!
火を使う台所や湿気の多い浴室など、熱気や湿気がこもりやすい場所や、気温が上がりやすい2階は、エアコンを活用したり風通しをよくしたりして、室温に注意しましょう。
体を動かすと筋肉が熱を発するため、熱中症の危険が高まります。気温や湿度が高い中で体を動かす際は、いつも以上に水分補給を心がけ、体の不調を感じたら無理をしないようにしましょう。
POINT!
「隠れ脱水」にご注意を!
隠れ脱水は、水分が体内から減っているのに自覚症状がない段階のことで、この状態が続くと熱中症につながります。簡単なチェック方法で体の状態を把握し、こまめな水分補給をしましょう。
手の甲をつまみ上げ、すぐに離す。
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跡が消えるまで3秒以上かかると、隠れ脱水の可能性あり!
熱中症関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。