日焼け止めにはSPF・PAという数値がありますが、正しく理解できていますか?「SPFの高い日焼け止めを塗っておけば大丈夫!」と思いがちですが、SPFが高いほど肌に負担をかけます。生活シーンに合わせて上手に日焼け止めを選びましょう。
シミ・ソバカス・皮膚がんの原因となる紫外線B波(UVB)の防止効果を示しています。数値が高いほど防止効果があります。
しわやたるみの原因となる紫外線A波(UVA)の防止効果を示しています。「+」が高いほど防止効果があります。
赤ちゃんに日焼け止めはいつから使えるの?
日焼け止めは生後3ヶ月頃から使用OKです。ただし、赤ちゃんの肌は大人の1/2ほどの薄さしかなく、とてもデリケートです。必ずベビー専用の日焼け止めを使いましょう。幼い頃に浴びた紫外線は、成人になって皮膚がんや白内障の原因になることがあります。赤ちゃんの頃からしっかりとUVケアをしてあげましょう。
日焼け止めには、肌を乾燥させる成分が含まれている場合があります。肌が乾燥しているところに日焼け止めを塗ると、肌の乾燥を進行させ、日焼けしやすくなります。日焼け止めを塗る前は、保湿をして5分ほどおいてから日焼け止めを塗りましょう。
日焼け止めを使う際に1番大切なことは適量を守ることです。1回の量が少ないと、正しい日焼け止め効果が得られません。顔に塗る場合は、液状タイプなら500円玉1個分、クリームタイプならパール粒(5mm)2個分が目安です。
顔に塗るときは、手に取った日焼け止めを顔の5ヶ所(両頬・おでこ・鼻・あご)に置き、内側から外側に向かって軽く伸ばしてから、手で顔を包み込むようになじませましょう。
どうしても塗りムラができてしまう方は、日焼け止めを両手の平で軽くこすり合わせ、手の平全体で伸ばしながら顔に押し込むように付けるとムラなく上手に塗れます。
日焼け止めは2~3時間に1度は塗り直すとよいとされています。メイクをしているときは、乳液を含ませたコットンなどで拭き取ってから、日焼け止め→化粧下地→ファンデーションを重ねましょう。
体の日焼け止めを塗り直す際も、ボディシートで汗や皮脂を拭き取ってから、日焼け止めを塗り直しましょう。
UVダメージを和らげるには、抗酸化力を高めることがポイントです。
抗酸化力の高いビタミン・ミネラル類を積極的に摂りましょう。
シミやソバカスを防ぐ
肌の老化・肌荒れを防ぐ
肌のハリを保つ
肌の新陳代謝を促す
トマトジュースは「飲む日焼け止め」?!
トマトに含まれるリコピンには、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍以上の抗酸化作用があるといわれており、美肌やUVケアにとてもよい食材です。トマトは生のものよりも加工品の方が2~3倍もリコピンを吸収しやすいため、トマトジュースなどで摂取するのがおススメです。
UVケア関連商品については、DRUGユタカのビューティスタッフへご相談下さい。