ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略称です。骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害をきたしている状態のことをいいます。進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。
ロコモは高齢者だけの問題じゃない!
足腰の衰えというと、高齢者の問題だと思われがちですが、実は40代の5人に4人はロコモ予備軍ともいわれています。ロコモにならないために、若いうちから運動習慣をつけましょう。
7つの中で1つでもあてはまれば、ロコモの可能性があります。すぐにロコモ対策を始めましょう。
約40%の子どもが「ロコモ」に!?
最近では大人だけでなく、小学生くらいの子どもでもロコモ予備軍が急増しているといわれています。お子さまのロコモを予防するために、屋外での運動時間を増やす、朝食をきちんと摂る、ファストフードやコンビニ弁当は避ける、早く寝るなど、ロコモ予防を意識した生活習慣を心がけましょう。
ロコモを予防するためには、足腰を鍛えることが重要です。無理のない範囲で生活に取り入れてみましょう。
左右1分間ずつ、1日3セット行いましょう。
床につかない程度に片足を上げます。支えが必要な人は、イスや机などに手をついて行いましょう。背筋は伸ばして行いましょう。
深呼吸をするペースで5~6回繰り返します。1日3セット行いましょう。
1. | 肩幅より少し広めに足を広げて立ち、つま先は左右30°ずつ外向きに開きます。 |
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2. | ひざがつま先よりも前に出ないように注意して、お尻を後ろ側に引くように体をしずめます。 |
10~20回を、1日2~3セット行いましょう。
両足で立った状態でかかとを上げ、ゆっくりかかとを下ろします。立位や歩行が不安定な人は、椅子の背もたれなどに手をついて行いましょう。
毎日の生活の中でいつもより10分多く体を動かすことが、ロコモ予防につながります。今日からトライしてみましょう。
ロコモ予防には、運動だけでなく栄養バランスのよい食事を毎日心がけることも大切です。とくに、筋肉をつくるための良質なたんぱく質を摂ることを心がけましょう。
8ページの「食べものだもの」ではDRUGユタカの管理栄養士が考えたロコモ対策のおススメレシピを紹介しています。ぜひつくってみて下さいね。
ロコモ対策関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。