この時期のお子さんは、様々なことに興味を持つようになるため、気分にむらが出て、食べたり、食べなかったりします。食事に集中しやすいように、食事の時はテレビを消したり、おもちゃなど赤ちゃんの興味が移りそうなものは片づけておくと良いですよ。
食べむらがあっても、顔色が良く、機嫌が良いようであればそこまで心配しなくても大丈夫です。無理せず、食事のリズムをいいていにしたり、色々な食事を体験させてみてはいかかでしょうか。
さまざまな事情で母乳をあげることができないときは、ミルクが強い味方になりますよね。
夜中のミルクには、液体タイプのミルクがおすすめです。アタッチメントをつけるだけで、常温でそのまま飲むことができるものもあり、ミルクを測る必要がありません。ただし衛生的にも、飲み残した分は廃棄してください。
また、液体タイプのミルクは、お出かけの際や、災害時などもしものときにも大変おすすめです。
お家にいくつか持っておくのも一つですね。
お子様がまだ母乳を飲んでおられるのならば、無理にやめる必要はありません。保育園に行くとお母さんと離れる時間が増えてしまいます。母乳をあげている時間はお母さんとお子様のスキンシップの時間でもあり、精神安定にもなります。お母さんが大丈夫そうであれば、朝、帰宅後、夜などお家にいる時間はお子様の欲しがるときにあげてください。お忙しいと思いますが、帰宅後はお子様とたくさんスキンシップをとれるといいですね。
17カ月ということで自己主張が出てくる時期かと思います。
「イオン飲料やジュースは間食(おやつ)の時間だけにして、ご飯の時はお茶にしようね」などと声掛けしてみましょう。大人やお友達がおいしそうに飲んでいる姿を見せたり、氷を入れてみたりすると、飲みたい意欲が引き出せるかもしれません。
いろいろなものを飲んだり食べたりする経験が増えると、イオン飲料へのこだわりは少なくなりますよ。
離乳食を始めるとうんちの状態や量も変化しますし、回数も多くなったり、少なくなったりしますよね。便が固すぎてうんちのたびに泣いていたり、おなかがぱんぱんで食事の量が減るなどが見られれば、便秘かもしれません。また、おしっこの色が濃くなったり、量が少ないようであれば水分が足りていないのかもしれませんね。
母乳だけでなく、お茶や白湯などの水分補給のほかに、汁物の食事を加えてみましょう。具沢山の味噌汁やポトフ、野菜あんかけなどがおすすめです。また、水分の多い果物(いちご、オレンジ、りんご)も水分摂取が補えます。果汁は糖分の働きで便を柔らかくしてくれます。
新生児の赤ちゃんには、基本の肌着にプラスして季節に合わせたものを着せてあげましょう。
【肌着の基本スタイル】
短肌着+コンビ肌着
※秋生まれの場合は、短肌着は使わない場合もあります。赤ちゃんに合わせて用意しましょう。
【季節に合わせたスタイル】
秋:ドレスオール(+寒い日はベスト)
冬:ドレスオール+ベスト
(お出かけの歳には、おくるみやバギーオール)
特定の食べ物を避けたり遅らせることでアレルギーのリスクが減るわけではありません。
どの食材も、赤ちゃんの様子を見ながら少量ずつ与えましょう。アトピー性皮膚炎の診断があるなどアレルギーのリスクが高い場合は専門医へ相談しましょう。
まだ手でつかんで食べることに興味が無かったり、手が汚れることが嫌いで、つかみ食べをしないのかもしれません。つかみ食べをせずにスプーンやフォークが使えるようになる子もいるので、心配はいりませんよ。おもちゃを口に持っていくことが増えてきたら、手づかみ食べのサインになるので、まずは赤ちゃんせんべいから始めてみてはいかがでしょうか。
また大人のまねっこも徐々に出来てくる時期なので、おうちの方も一緒につかみ食べをして見せてあげると、やってくれるかもしれません。離乳食は一進一退なので、目安月齢でできなくても大丈夫ですよ。
医薬品の有効成分としては適応する虫の種類がより多い”ディート”は6か月から、肌の刺激の少ない”イカリジン”は年齢制限なくお使いいただけます。また、ハーブを使った虫よけでは、シールタイプやベビーカーに吊り下げるタイプもあります。
お出かけの場面に応じて選べます。虫の多い場所や長時間のお出かけには医薬品タイプが良いでしょう。
いずれの場合も、スプレータイプは一度大人の手に取ってから赤ちゃんのお肌に塗るようにしましょう。
手づかみ食べを絶対しなければならないということはありません。手づかみ食べに興味を持たない子や手が汚れるのを嫌う子もいます。手づかみ食べをすることによって、小さなものをつまむ練習になったり、手につかんだものを口へ運ぶという動作によって、のちのちスプーンを使う時の練習にもなります。お母さんやお父さんの気持ちや時間に余裕があるときに、スティック状や1cm角くらいに柔らかくゆでた野菜などでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?ゆでた野菜であれば汚れも少ないかと思います。
くだものは甘くておいしく、ビタミンCや食物繊維がたっぷりなので、毎日摂ってもらいたい食べものです。
1~2歳のくだものの1日量は100g(みかん1個程度)、幼児期は150g、大人は200g程度です。食べすぎると、くだものだけでお腹がいっぱいになり、栄養が偏りやすいので気をつけましょう。
また、缶詰のくだものやドライフルーツは糖分が多いので、旬のくだものを与えるようにしましょう。
なるべく小さいサイズを選んだり、家族と分け合ったりしながら、大好きなくだものを楽しめるといいですね。
お薬は母乳中に移行するものもあるため、授乳中は出来るだけ市販薬の服用を控えて頂く事が一番です。どうしてもつらく服用する場合は、授乳直後のタイミングでお薬を服用し、服用後6時間程は授乳を避けた方がいいでしょう。また、お薬の服用期間だけ授乳をお休みし、粉ミルクに変えるのも一つの手です。粉ミルクを飲んでくれるのであればこちらの方が安心でしょう。
泣き声が小さいと心配になりますよね。
赤ちゃんの泣き声にも個性があり、また、生まれた時の体重や性別でも違いがあると言われています。
一般的に体の大きい子や、男の子の方が泣き声も大きい傾向にあるようです。
泣き声が小さくても、母乳やミルクをよく飲んで、機嫌が良く、体重が増えていれば心配ないでしょう。
あまり心配はせず、泣き声が聞こえてきたら声をかけて、お世話や相手をしてあげてくださいね。
赤ちゃんはミルクを飲む時に空気も一緒に飲み込むため、お腹に空気が溜まってしまい、飲んだミルクを吐き出してしまうことがあります。
そのため、授乳後は背中をトントンして、できるだけげっぷを出させてあげてください。
ですが、げっぷが出やすいかどうかは個人差があります。げっぷが出ない時は、仰向けや横向きに寝かせてあげましょう。吐き戻しで喉を詰まらせないように、首だけ左右どちらかに向けてあげると安心です。
スプーンも握りたがっているようなので、スプーンですくいやすいメニューも用意してあげるとよいでしょう。汁もの、煮もの、おかゆなどがおすすめです。手づかみで食べたあと、「これはスプーンで食べるものだから、いっしょにスプーンで食べようね」と声をかけ、子どもがスプーンを握った手を持って、口に誘導してみましょう。
スプーンの持ち方は、使い始めた頃なら、手の甲が上にきて手のひらで持つ持ち方(手のひら握り)が無理のない握り方です。スプーンで口に運べたらたくさん褒めてあげて下さいね。
ハイハイができるようになる頃には、公園など安全なスペースで、ベビーカーから赤ちゃんを出して自然の刺激を与えるようにしましょう。レジャーシートの上で遊んだり、芝生の上で体を動かす経験は、この時期の赤ちゃんにとって貴重な体験となります。砂や草をつかんだり他の子供の遊ぶ声を聞きながら公園を感じさせ、室内とは違った環境に慣れさせることも大切です。
おでこや頭、頬など皮脂腺の多い部分に赤みやポツポツ、黄白色のかさぶたができるものを乳児脂漏性湿疹といいます。
これは皮脂の分泌が活発であることが原因で起こります。
清潔を保つために赤ちゃん用石鹸をよく泡立てて、優しく洗ってあげましょう。
また、入浴後は乾燥しやすく、乾燥によって皮脂の分泌が増えてしまうこともあるので、ワセリンなどを使用して保湿してあげることも大切です。
まずは、スプーンから練習するのがおすすめです。水を入れたスプーンを下唇にあて、そっと注ぐように傾けて口の中に入れてあげましょう。
次にストローマグを使った練習に進みます。そして、生後8ヶ月頃を目安に小さめのコップを使って練習してみましょう。最初はママやパパがコップを持ち、唇に水分が触れる位置になるようコップの角度を調整し、徐々に慣れてきたら添えていた手をはなします。
コップ飲みの練習は、焦らず、段階的にゆっくり進めることがポイントですよ。
ベビーフードは、厚生労働省やベビーフードメーカーによる基準を元に作られています。例えば、味付けの基準として、「12ヶ月までの商品は塩分は0.5%以下」と定められていたり、使える添加物も限定されています。そのため、安心してお使いいただけますよ。
子どもが1人遊びをしている時は、基地を飛び出して冒険をしているようなものです。お父さんやお母さんは基地です。基地があるから安心して冒険できるのです。そのため、時々声をかけて、『お母さんはここにいるよ』ということを伝えてあげると良いと思います。見守ってくれていることがわかると子どもの冒険は広がっていきます。冒険をすることで『あれをやってみよう』『これをやってみよう』というように好奇心を持って自分自身で遊びながら学んでいくでしょう。