何かを掴むことは手の動きの発達によるものです。つかんだものを口入れたり舐めたりすることは目と手と口の協調運動で、舐めることは学習方法の一つです。
1歳を過ぎるころまで続く場合もありますが、やめさせる必要はありません。
手が届く範囲には飲み込んでしまう危険性のある大きさのものや、口の中を傷つけてしまうようなもの、不衛生なものなどは置かないように注意しましょう。歯が生え始めると違和感で噛むようになりますが問題ありません。赤ちゃんが口に入れたものは後で赤ちゃん用の除菌シートなどで拭いておくと衛生的で良いでしょう。
イヤイヤしたときの基本対処法は「共感」と「切り替え」が鉄則です。
・赤ちゃんの気持ちに共感してあげる:
「○○がイヤだったのね」「○○したかったね」と言葉で代弁して
赤ちゃんの気持ちに寄り添ってあげましょう。
・楽しい雰囲気で気分転換を:
おもちゃを見せる、音楽を流すなど視覚的・聴覚的に楽しく気分転換させましょう。
「着替えたら、お散歩しよう」など、楽しい提案も効果的です。
・激しく泣いていたらスキンシップを:
クールダウンにはスキンシップを優先します。
「大丈夫だよ」と声をかけ、スキンシップで安心させてあげましょう。
「赤ちゃん用」や「ベビー」がついているものは成分に配慮しているのかもしれませんが、通常の物でも問題ないでしょう。
ただし特に肌が弱い、敏感肌など肌トラブルがある場合は小児科に相談して配慮してあげましょう。
たんぱく質にはアレルギーを起こしやすい構造と起こしにくい構造があります。
肉は筋肉のたんぱく質構造が人間とよく似ているため異物とは認識されず、食物アレルギーになることはごくまれです。
奥歯が生えてきたら仕上げ磨きが必要になりますが、歯みがき粉は必ずつけなくてはいけないわけではありません。
しかし、乳歯は永久歯に比べてエナメル質や象牙質が薄いのが特徴です。歯みがき粉には歯質を強化するために必要なフッ素やキシリトールが配合されたものが多くあります。
使うのであれば、1歳6ヶ月頃を過ぎて「うがい」ができるようであれば赤ちゃん用のはみがき粉、まだうがいのできない赤ちゃんには清掃剤(研磨剤)や発泡剤の含まれていないジェル状のものを選んで使用しましょう。
生まれたときにはふさふさとした黒髪だったのに、幼児期に明るい茶色になったりすることもあります。これは特に栄養面での問題ではなく、メラニン色素の量によっても変わります。乳児期の前半は特に毛髪の色も量も変化することが多いです。白髪が交じっていても心配はいりませんよ。
ウイルス性の結膜炎の場合は感染する場合がありますが、細菌性の結膜炎の場合は感染の心配はありませんので、お子様がどちらのタイプなのか診断してもらう必要があります。
抗生物質や抗菌目薬を処方してもらえると思います。抗菌目薬でしたらドラッグユタカにも4ヶ月から使えるものがありますよ。
基本的に1歳未満の赤ちゃんが花粉症を発症することはないといわれています。
アレルギーは何度もそのアレルゲンに曝されているうちに抗体を作りアレルギーを引き起こすので、1年の中でも限られたシーズンにしか飛んでいない花粉のアレルギーになるには、2シーズンはかかると考えられているからです。
おそらく、鼻水鼻づまり・くしゃみは風邪の症状によるものだと思いますが、中にはアレルギーの初期症状という場合もあり、その場合は鼻づまがなかなか治らない、よくゼーゼーする、皮膚にアトピー傾がみられるなどの症状が組み合わさっていることがよく見られるようです。
1歳頃を目安に飲ませましょう。
牛乳は優れたカルシウム源ですが、たんぱく質や脂肪分が多い食材です。消化吸収の機能が未熟なうちに与えると、下痢になったりすることがあります。
ただし、少量で加熱をすれば、離乳食に使っても良いでしょう。
例えばチョコレートをなめてしまったなど、ほとんどのお菓子は少量なら心配ありません。
ただし飲食後30分以内に呼吸困難を伴う発疹が出る、下痢や嘔吐を繰り返すなど、食物アレルギーの可能性があるときは至急受診してください。
食物アレルギーと診断されている場合は帰省先に医師の指示で食べさせてはいけない事を説明してください。万が一口にしてしまった時の対処法も、かかりつけ医から聞いておきましょう。
(至急受診の目安)
・飲食後30分以内に呼吸困難を伴う発疹が出た
・食べ物を与えた後、ゼーゼーしてぐったりした
・食べ物を与えた後、下痢または嘔吐を繰り返す
・食べ物を与えた後、意識状態が悪い
片方の向きでコツをつかんだので、やりやすい方向でしているだけでしょう。
利き手があるように、赤ちゃんにも回りやすい向きがあります。普段の生活で左右の腕の動きに差が無ければ、いずれ逆の方向にも寝返りするようになりますよ。
この頃は簡単な言葉が理解でき、3語程度の意味のある言葉が話せるようになるのが目安です。
ただしあくまでも目安であり、言葉の発達には個人差があります。音や言葉が聞き取れていて、お母さんの言うことに反応があれば、徐々に発する言葉の数も増えていきますよ。
毎日ゆっくりした口調で根気よく話しかけてあげてください。ただし3歳児健診を受けるころになってもお話がうまくできない場合は、健診時に相談してください。
今の月齢さんで1人でお座りができなくても大丈夫です。恐らく先に立つ方の運動能力が発達した状態と考えられます。
本当はできるのに気づいていなかったり、嫌いだったり、怖かったりということが考えられます。運動能力には個人差がすごく出やすいところでもあるので他の子とは比べずにお子様のペースを見てあげて下さい。
練習としましては、ママやパパの膝の上でお座りの練習や、寝ている状態で上半身だけ起こし、クッションや分厚めの布団を使用して上半身を起こし、いつもと違う景色を体感させるという方法があります。
ピーマンの皮はピーラーではむきにくいので、フォークで刺して直火で焼き、冷水にとってむくときれいにむけます。
苦みがあるので牛乳を加えたポタージュやマヨネーズで和えたポテトサラダなど、まろやかな風味にすると食べやすいと思います。
赤ちゃんによだれが多いことは全く問題はありません。
よだれは離乳食に切り替わる4ヶ月頃に増え、さらに乳歯が生え始める7ヶ月頃からさらに量が増え、消化を助ける働きをしてくれます。また、歯についた汚れを洗い流し口内を清潔にしてくれます。成長に応じて変化しているので少々服を汚しても大目に見てあげましょう。
ある日突然多くなった場合は、口内炎や舌炎、扁桃腺のトラブルも考えられますので小児科にご相談ください。
食物アレルギーの症状のひとつにくしゃみ、鼻水があります。花粉症をイメージしてもらえると納得されるかと思います。
アレルギー症状は一般的にかゆみや赤くなる、蕁麻疹が出る、と言ったイメージが強いですが、他の症状として、せき、下痢、むくみ、声のかすれなどがあります。
離乳食後もお子様をよく観察して頂き、特定の症状が現れた場合は勝手にアレルギーと判断せず、食べたもののメモ等をとり病院にかかることをおすすめします。
この時期の好き嫌いの原因の多くは、味というより舌触り。ボロボロ、パサパサしているものは苦手な赤ちゃんが多いので、とろみをつけたり、汁気の多いものと一緒に与えるなど工夫しましょう。
栄養の偏りも気になるところですが、1回ごとの食事で見るより1日単位で考えて、赤ちゃんの好きなものを与えながらバランスを見ていけば良いでしょう。
生後3〜4ヶ月頃によくみられる「たそがれなき」というものではないでしょうか?
この時期特有のもので原因がはっきりとされていません。無理に泣き止ませようとしなくても大丈夫です。外の空気を吸わせるなど気分転換させるのも良いですよ。
通常1本ずつ生える歯が2本くっついて生えている歯のことを癒合歯といいます。
癒合歯は磨きにくいので汚れが貯まりやすいことから、他の歯に比べてむし歯になりやすいです。定期的なフッ素塗布と歯磨きのケアをしっかりしましょう。
永久歯への生え変わりの時期や歯並びに影響を与える事があるので、まずは歯科医院で診てもらいましょう。
お風呂上りや散歩から帰ってきたときなどに試してみてください。
今は母乳やミルクで水分が足りているため欲しがらない子もいます。9〜10ヶ月ぐらいになると欲しがる子が多いので焦らなくても大丈夫です。