消化を助けるキャベツと栄養満点の酒粕を使ったスープレシピ
年末年始はいかがお過ごしでしょうか?食べ過ぎや飲み過ぎで胃腸がなんだかスッキリしないという方もいらっしゃるかもしれませんね。今月はそんな方におススメのレシピをご紹介します。簡単で栄養も豊富なので、ぜひ試してみて下さいね。
1. | キャベツ・玉ねぎ・にんじんは1cm角の大きさに、ベーコンは5mm幅に切っておく。コンソメは溶けやすいように刻んでおく。 |
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2. | 鍋にオリーブオイルを入れて弱火にかけ、ベーコン・玉ねぎ・にんじん・小麦粉を入れて、木ベラで焦がさないように注意しながら約5分間よく炒める。 |
3. | 小麦粉がよくなじんだら、水とコンソメを加え、煮立ったらキャベツ・コーンを加えて、弱~中火で約15分間煮込む。 |
4. | スープにとろみがついてきたら、牛乳・酒粕を加え、弱火でさらに約5分間煮る。 |
5. | 火を止めて、仕上げに合わせ味噌を溶かし入れ、塩・黒コショウで味をととのえたら完成! |
ポイント・・・味噌は長時間加熱すると風味が落ちてしまうため、火を止めてから加えてね! |
キャベツのお話
揚げ物の付け合わせには、よくキャベツの千切りがついてきますよね。これにはちゃんと意味があって、キャベツには、揚げ物などの油っこい食事の消化を助けるビタミンUという栄養素が含まれているからなのです。他にも、食べ過ぎや飲み過ぎで胃腸がスッキリしないときにキャベツがおススメですよ。
<消化を助ける食材>
大根
糖質・タンパク質・脂質などの消化を助ける酵素が豊富に含まれています。大根の酵素は熱に弱いため、生で食べる大根おろしやサラダがおススメです。
リンゴ
リンゴに含まれるペクチンという成分には、胃腸を保護し、腸の働きを正常に戻してくれる働きがあります。さらに疲労を軽減する働きのあるリンゴ酸も含まれており、疲れた胃腸を元気にしてくれます。
酒粕
タンパク質・ビタミン・食物繊維が豊富な上、100種類以上の酵素が含まれていて、消化を助けるだけでなく生活習慣病予防や美肌にも効果が期待できるとして注目されています!アルコールを含んでいるため、アルコールに弱い方はご注意下さい。
作成者 日野 鮎美(管理栄養士)