暑い季節は汗で水分が失われるので、こまめな水分補給が大切です。
たくさん汗をかいたとき、泣いた後、入浴後、寝起きや夜中に起きた時などが水分補給のタイミングです。ただしミルクの水分だけで足りていて水分を与えてもあまり飲まない赤ちゃんもいます。それなら無理して飲ませる必要はありません。ミルク以外のものを与えるなら、人肌程度に冷ました湯冷ましや、麦茶、ほうじ茶などが良いでしょう。1日に必要な水分の量は赤ちゃんによって違います。赤ちゃんが欲しがるだけ与えて大丈夫です。のどの渇きが治まれば赤ちゃんは自然に飲むのをやめるでしょう。
新生児のころは大人より1枚多めに、よく動くようになってきたら大人より1枚少なめに着せましょう。背中に手を入れてみて、汗をかいていたら1枚減らしてあげましょう。また汗をかいたらこまめに着替えましょう。
特に練習は不要です。
赤ちゃんとの絆を築くためにも、たっぷりおっぱいを吸わせてあげることを優先させてあげて下さい。ママがいない保育園ではどうしてもお腹がすけばミルクを飲むので大丈夫です。
定月齢の赤ちゃんは、頭の骨が柔らかいため、同じ方向ばかり向いていると下になった部分が一時的に平らになってしまうことがよくあります。成長して頭が大きくなったり、髪の毛の量が増えると外見上もわからなくなるので心配ありません。どうしても心配であれば、いつも向いている反対側から授乳したり、声をかけてあげる、反対を向きやすいようバスタオルを体に添えるなどしてあげると良いでしょう。
大人用の日焼け止めは、紫外線吸収剤という成分が主に含まれています。しかしベビー用は紫外線吸収剤が無配合のものが多く、代わりに紫外線反射剤が配合されています。紫外線反射剤のほうがノンケミカルといってお肌に優しいです。
お腹がすきすぎていると、慣れている母乳の方が離乳食よりも早くお腹いっぱいにできるので離乳食を嫌がる赤ちゃんもいます。離乳食のタイミングを今より30分くらい前にずらしてみるか、離乳食の前に少し母乳をあげて、落ち着いたところで離乳食をあげてみてください。またお母さんは母乳の匂いがするので、お母さん以外の人に離乳食をあげてもらうと食べてくれることもありますよ。
激しく泣いたり、びっくりした時におこすけいれんがあります(憤怒けいれん、泣き入りひきつけ)。呼吸が止まって顔が青白くなったり、チアノーゼが出る事もあります。多くは1分ほどで治まり、普通に戻ります。6ヶ月〜3歳頃に多く見られますが、脳への影響もなく自然に回数が減っていきます。ただ初めて起こったときは受診をすると安心です。泣いた時はだっこしたりして気持ちを落ち着かせてあげると良いでしょう。
皮膚に薄くのばして使えば問題ありません。ベビーパウダーは肌を刺激から守ってくれる効果がありますが、厚く塗りすぎると汗腺をふさいでしまい、肌トラブルの原因になることも。使う場合は、お風呂上りに体をよく拭いたあと、皮膚に薄く伸ばしてあげましょう。肌トラブルがある場合は、悪化させてしまうこともあるので使用しないで。
高熱が出ると「頭の成長が悪くなる」など、心配される方がいらっしゃいますが、41度程度の熱が出ても脳がダメージを受けることはないので安心してゆっくりと休ませてあげてくださいね。また熱が上がりきったら「首」「わきの下」「足の付け根」など、太い血管の通り道を冷やしてあげると良いでしょう。
この時期は自己主張が増えてくる時期ですね。お着替えがイヤ、お出かけもイヤ、ママが「じゃあ、やめた」というと「イヤ!」と泣き出してしまったり。
イヤはイヤでも、拒否のイヤ、怖くてイヤ、不快のイヤ、怒りのイヤ、などその時の気持ちは様々のはず。その時どの気持ちでイヤなのかを出来る限り確認し、共感してあげることで赤ちゃんも納得します。急な気持ちの切り替えが苦手な時期でもあるので、始めから遊びの終わり時間を言い聞かせておく、嫌がったら譲歩案を提案する、納得できたらしっかりほめるなども日頃から実践してみましょう。
何でも噛みたい時期はどんな赤ちゃんでもあるものです。噛むことはとても大事な行為なので禁止しないでやらせてあげてください。1歳〜1歳半になると自然に飲めるようになるので、それまでは気長につきあってあげましょう。
目安は3〜4ヶ月頃です。首がすわり、ママが育児に慣れてきたら天気のいい日に半日程度の外出が出来ます。いきなり半日出かけるのではなく、徐々に時間を延ばしていくと良いでしょう。着替えや授乳用品、紙おむつなど出かける先の状況に応じた準備を。帰省なら1ヶ月頃から出来ます。
歯が見え始めたり、かじりたそうにしていたら、歯みがきを始めると良いでしょう。歯ブラシを口に入れる感覚に慣れさせる意味で持たせても構いません。赤ちゃん用の歯ブラシを用意し、口に入れるときは喉を突かないよう、目を離さないようにしましょう。歯ブラシを嫌がるようであれば、歯をふき取るはみがきナップもありますよ。それでも嫌がるようであれば、食後に白湯や麦茶を飲ませて口の中をきれいにしてあげましょう。
1才6ヶ月健診が目安になり、言葉の出方をチェックします。「ママ」「ブーブー」などの意味のある言葉が1つでも出ていれば問題ありませんが、言葉が出ていなくても理解できていれば大丈夫。2才頃まで様子を見るのが一般的ですが、今は理解できる言葉を増やすことが大切です。
6ヶ月以降に1〜4週間の間隔で2回接種します。0才代の効果は十分分かっていないため、小児科医によっては1才を過ぎてからの接種を勧める場合もあります。赤ちゃんだけでなく、家族全員が接種して予防しましょう。
生えてきたばかりの歯は弱く、数年かけて唾液の中のカルシウムを取り入れ、徐々に強くなっていきます。そのためこの数年間がもっとも虫歯になりやすい時期といえます。また月齢が進むと、仕上げ磨きを嫌がる子が増えてきます。今のうちから、歯ブラシを口に入れることに慣れさせてあげましょう。自分で持たせてもいいですね。ただし喉をつつかないように傍で見守ってあげてくださいね。
揚げ物は1歳過ぎてから与えるようにして下さい。まだまだ消化の機能は未熟です。消化の機能に負担がかかってしまいます。今の時期、お父さんやお母さんの食事から少し分けて与えることも多いと思いますが、揚げ物をとりわけてあげる場合は衣をはがしてあげるようにして下さい。また味付けの濃いものには注意しましょう。
熱があっても元気な時はサッと浴槽やシャワーに入れても大丈夫です。38.5度以上熱がある時や機嫌が悪い時、熱の上がりはじめで手足が冷たい時はやめておいて、湯で絞ったタオルなどで体を拭いてあげてください。
授乳後に少量吐いたり、口の端からダラダラと出すことはよくあります。多少、吐いた量が多くても体重が順調に増え、機嫌がよければ心配ないでしょう。しかし授乳直後に噴水のように勢いよく吐く場合や、嘔吐の回数が増えてきたら一度受診してみましょう。
まだまだニコニコしながら食べない時期です。口に入れたものを一生懸命食べようとしていたら、それが赤ちゃんなりの満足のサインだと思って。ママが食べさせながら「おいしいね〜」などの声をかけ楽しい雰囲気で食べさせると良いでしょう。