ちょっとしたことで体調を崩しやすい赤ちゃん。そのサインを見逃さないよう、健康管理や病気の予防対策を知っておきましょう!
赤ちゃんは体の機能が発達していないので、病気にかかると進行が早く、重症化しやすいのが特徴です。しかし生後6ヶ月ぐらいまでは高熱が出ないまま病気が進行することもあります。赤ちゃんは泣くこと以外での意思表示ができません。こまめに様子をチェックして、早く異変に気づくことが大切です。
赤ちゃんは肌が薄いため、乾燥や刺激によって皮膚のバリア機能が低下し、さまざまな肌トラブルを引き起こします。
顔
顔は、よだれや汗などを拭き取ることで、頬や口の周りが乾燥しやすくなります。こまめに保湿をしましょう。
おしり
うんち・おしっこの刺激や、おむつによる蒸れ・締めつけで、おむつかぶれが起こります。おむつはこまめに替えましょう。
背中
乾燥したりあせもができてかゆくなったりします。汗をかいたら早めに拭き取るなど、汗対策が必要です。
ひじ・ひざの関節
ひじやひざの関節は、汗や汚れが溜まりやすい部分。乾燥もしやすいのでお風呂できれいにしたあとは保湿も忘れずに。
石けんをたっぷり泡立て、手でやさしく洗います。汚れが溜まりやすいくびれ部分は念入りに。石けんが残っていると肌に炎症を起こす場合もあるため、やさしくしっかり洗い流します。
入浴後、5分以内に全身に保湿剤を塗ります。手足1本につき5円玉大、おなかや背中は500円玉大の量を、体の中心から外へと塗りましょう。
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赤ちゃんのうんちは、食べたものや体調で変わります。おむつ替えの際に色や形を観察しましょう。
健康なうんち
生後すぐは、黒緑色でネバネバとし、生後3~4日で茶色っぽくなります。
離乳食前は黄色や明るい茶色、離乳食が始まると茶色っぽくなります。
酸化や腸内細菌の影響で緑色になることがありますが、心配ありません。
注意が必要なうんち
血が混じった赤いうんちは、細菌性腸炎や腸重積症の可能性があります。
体の上の方で出血し、胃酸が混ざると黒いタール状のうんちになります。
ウイルス性の感染症や先天的な病気の際に、白や灰色になることがあります。
Point!
適したサイズのおむつを選ぼう
おむつは、お腹周りに大人の指が1本入る程度の余裕があるサイズがベストです。ウエストや太ももにゴムの跡が赤く残っていないかもチェックしましょう。
赤ちゃんは体温調節機能が未発達なので、病気じゃなくても熱を出す場合があります。発熱したらまず薄着にして様子を見て、30分後にもう1度検温してみましょう。熱があっても普段と様子が変わらなければ、慌てて受診しなくても大丈夫です。
こんなときはすぐに受診を!
※3ヶ月未満の赤ちゃんに、予防接種時以外で38℃以上の発熱がみられる場合は、重症の感染症である可能性もあるため、早めに医療機関を受診して下さい。
休日・夜間に子どもの症状で困ったときは…
こども医療電話相談 #8000
休日・夜間の子どもの症状で迷ったとき、小児科医師・看護師に電話相談ができます。お住いの都道府県の相談窓口にて、適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスが受けられます。
※実施時間帯は自治体によって異なります。
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