不眠症とは、「寝つけない」「途中で何度も目が覚める」などの睡眠トラブルが続き、日中に倦怠感や集中力低下、意欲低下、食欲不振などの不調が現れる病気です。単なる睡眠不足ではなく、日中のつらさや生活への支障があるかどうかが診断の目安です。原因はストレス、心や体の病気、薬の副作用、生活リズムの乱れ、加齢による睡眠の変化などさまざまですが、慢性化すると回復しにくくなるため早めのケアが大切です。

不眠症には主に4つのタイプがあります。

布団に入ってもなかなか眠れない

眠りが浅く夜中に何度も目が覚める

予定より2時間以上早く目覚めて、再び眠れない

睡眠時間は十分でも、ぐっすり眠った満足感が得られない
これらの症状は単独であらわれることもあれば複数あらわれることもあり、症状のあらわれ方はさまざまです。

眠れないことを気にしすぎず、「一晩くらい眠れなくても大丈夫」と気楽に構えることも大切です。改善しない場合は専門医に相談しましょう。
睡眠日誌は、自分の睡眠状態を客観的に把握するための記録です。就寝・起床時刻、夜中に目覚めた回数、昼寝の有無、日中の眠気や体調などを毎日記録します。継続して記録することで、睡眠の傾向や生活習慣との関係が見えやすくなり、不眠改善のヒントが得られます。また受診時に持参すると、医師が症状を把握しやすくなり、より適切な治療やアドバイス、薬の調整につながります。まずは気軽に始めてみましょう。
