赤ちゃんは免疫が低いため、感染症から守ることが目的です。
予防接種の目的は、重症化すると危険な感染症に対して免疫をつけることにあります。それにより感染症にかかる確率が減り、かかっても軽症で済ませられます。母体からの免疫が切れるのは6ヶ月が目安ですので、それまでにできるだけ多くの予防接種を受けさせてあげましょう。
張り乳:一定時間経つとおっぱいがパンパンに張る乳のこと。
さし乳:張り乳と違っておっぱいは張ってきませんが、赤ちゃんに飲んでもらうと「つーん」とした感覚が走ります。この「つーん」によって母乳生成指令が出され、母乳が作られる仕組みです。
さし乳には産後3ヶ月頃から移行する人が多いです。段々となる人や急になる人もおり、「張らない=母乳が出ない」と焦ってしまうことがあります。そこでミルクへと移行してしまうママも多いですが、根気よく吸わせると「母乳を作ろう」と体が働いてさし乳になれるそうです。
今までは昼寝をしていたのに、回数も時間も減ってきたということは睡眠のリズムが変わってきたことが考えられます。
個人差はあるものの成長するにつれ昼寝の時間は減ってくることが多いでしょう。赤ちゃんが成長した証拠と考え、新しい生活リズムを作り、慣れさせてあげると良いですね。昼間はたくさん遊び、夜は早く布団に入り、睡眠がたっぷりとれるようにしてあげましょう。
チャイルドシートは赤ちゃんの安全を守る為、法律で着用が義務付けられたものです。泣くからといって抱っこすると、赤ちゃんはそれを覚えてますます嫌がるようになります。シートに座らない限り発車させないなど、お出かけに絶対必要な物と理解させましょう。
シートに座るのを誘う際には、ぬいぐるみと一緒に隣に座らせたり、車内を好きなおもちゃで飾り付けて楽しい雰囲気を作ったり、シートが外せるようであれば、おうちの中で座る練習を兼ねたお出かけごっこ遊びをしても良いですね。
離乳食を初めて1ヶ月間は粒はなくして、1ヶ月たったら粒が少し残るくらいでも良いです。
粒が残る場合は裏ごしをして下さい。それでも上手くつぶせない時は、米から作る場合は米をといでざるに上げ、ビニール袋などに入れてすりこなどで砕いたり、といで吸水させた後に包丁でみじん切りにしてもOK。
ご飯から作る場合はラップに包んで指でつぶしたり、包丁で刻んでから煮るとより時間をかけずにつぶすことができます。
大きく2種類あります。サーモンパッチと呼ばれるおでこの真ん中や眼の上や上口唇などにできる赤いあざは新生児の約30%にみられます。圧迫すると一時的に色が消えることが特徴です。ほとんどの場合が1歳から1歳半くらいまでに自然に薄くなってきます。
また単純性血管腫は、真皮の毛細血管の局所異常で自然消退しませんが、皮膚の厚さが加齢に伴って厚くなるため褪色する場合もあります。しかし反対に色が濃くなったり腫瘤を形成する場合もありますので、医師への相談をお勧めします。
吸引分娩で生まれた赤ちゃんは、吸引の器具をあてた部分が一時的にむくんだり、皮下出血することがあります。時間はかかりますが、むくみや血腫が体内に吸収されれば治ります。
体温を測ってみて平熱であれば問題ないです。赤ちゃんの場合、手足が冷たいことはよくあります。これは手足の血管が収縮して体の熱を外へ逃がさないようにしています。ただ室内が寒い時は素足ではなく、靴下を履かせてあげたほうが良いですね。
大人用のお茶で気になる成分にカフェインや乳化剤などの添加物があります。大人であれば問題のない量でも体の小さい子供には注意が必要になります。大人のお茶でも麦茶であればカフェインは少なく、2倍以上に薄めればあたえても大丈夫です。また薄める際も大人用のミネラルウォーターはミネラル分が多すぎてお腹がゆるくなってしまうので、赤ちゃん用の水分で薄めましょう。
この頃の赤ちゃんのウンチの状態は、離乳食によって変化しやすいもの。初めて食べる食品や、硬さや大きさがステップアップした時は、慣れるまでウンチがゆるい事があります。一方おかゆやうどん中心で、食物繊維をあまりとらないと硬くなることがあります。しかし一時的なことなのです。排便のリズムや状態が安定しなくても、元気そうで食欲があれば心配ありません。
たたかれ続けると他の子をたたくことが…。
たたかれることでその場は行動をやめるかもしれませんが、なぜ駄目だったのかが伝わっているわけではありません。また普段からたたかれ続けていると、思い通りにならないことがあると他の子にも同じことをしてしまいがち。いけないことは言葉や表情で伝えることが基本です。
食べ残しは捨てましょう。
赤ちゃんに出してしまったものはもったいなくても捨ててください。離乳食は栄養豊富で水分たっぷり、おまけに柔らかくて薄味。細菌の増える条件が揃っています。しかし赤ちゃんに食べさせる前に取り分けすぐに冷蔵庫に保存したものなら1日は大丈夫。翌日食べさせる前にしっかり加熱殺菌しましょう。
目安として、
・新生児=16〜18時間
・1〜3ヵ月=15〜17時間
・4〜6ヵ月=13〜14時間
・7〜8ヵ月=11〜13時間
・9〜11ヵ月=11〜13時間
・1〜2才=11〜12時間
となります。ただし、個人差がありますので、あくまで参考程度です。
声が出せるようになってくると、いろんな声を出せるようになったのが楽しく感じるものです。喃語の出始めには発声練習のようにいろいろな声を出していることがあります。おもしろがってやっているなら、過剰に反応しなくても良いでしょう。
あせもは汗をよくかく所に小さな白や赤のブツブツができ、悪化すると範囲が赤く広がり痒みを伴います。
じんましんはアレルギーの一種で赤い皮膚の盛り上がりが現れ、多くが数時間で消えます。
発疹同士がつながり地図状に広がることも。
同時接種によって、ワクチンの効果が減ることはありませんし、混合ワクチンでは効果が減らないように工夫されています。また副反応が出やすくなったり特別な副反応が出たりすることもありません。
布おむつか紙おむつかは関係ありません。
排泄に関する体や脳の機能が整い「おしっこしたい」という尿意を伝えられることが大切。こまめにおむつを替えて清潔にする心地よさを伝えてほしいです。
大人の2倍も汗をかく赤ちゃんは、あごの下やひじ、ひざの裏などくびれた部分に汗が残りやすいです。汗をかいたらガーゼやタオルでこまめにふくのが基本です。睡眠前やお出かけ前にあらかじめ背中にガーゼをはさんでおいて、汗でぬれたら引き抜くのもあせも予防策になります。
赤ちゃんの股関節はまだ未熟なため、音が鳴ることはよくあります。
ただし先天性の股関節脱臼の場合でも音が鳴ることがあるので、普段の様子を振り返ってみて、ご機嫌がいつも悪い、片方の脚が開きにくいなど動きに差がある、あおむけに寝かせて立て膝の姿勢にしたとき、左右の膝の高さが違う、などがなければ様子見でほぼ大丈夫でしょう。
念のため、健診でもお医者様に見てもらってくださいね。
濡れたおしぼりを常に用意しておき、汗をかいたらこまめに拭きとるようにします。お風呂やシャワーで汗を流し、皮膚をいつも清潔にするように心掛けましょう。お風呂上りのベビーパウダーは感染を詰まらせる原因となりますので、つけすぎに注意しましょう。また、あせもをかき壊さないよう、子どもの爪は短く切っておきましょう。