赤ちゃんの水分不足かどうかは、まずおしっこの回数でチェックします。あくまで目安ですが、赤ちゃんのおしっこの回数は新生児から生後1ヶ月で1日15回~20回、生後2ヶ月過ぎからは1日10回~15回といわれています。季節や授乳した量などによって回数にも違いが現れますが、目安の回数を大幅に下回ったり、いつもより明らかに回数が少ないといった場合は、水分が不足している可能性があります。
また赤ちゃんは母乳やミルクの甘い味に慣れているため、中には白湯やお茶を嫌がって飲まない子もいます。汗をかいた後でどうしても飲んでくれない場合は、母乳やミルクを与えて水分を補給するようにしましょう。また哺乳瓶やマグ、ストローなど形状が変わると飲めることもありますので、飲ませ方を工夫してみるのもお勧めです。
また赤ちゃん用の経口補水液は、高熱や下痢などがある場合には使ってもらっても構いません。ですが普段の水分補給として与えると、甘い味に慣れてしまい、余計に白湯やお茶を飲まなくなってしまうので避けたほうが良いでしょう。