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第40回日本薬剤師会学術大会 要旨
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藤田知子 (株)ユタカファーマシー経営企画室 |
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橋本大輔、川上絵梨子、樋上彰子 ユタカ調剤薬局 |
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志智早織、濱邊和歌子、徳山尚吾 神戸学院大学 薬学部 臨床薬学研究室 |
演題名 薬局・ドラッグストアにおける薬剤師の健康食品・サプリメント販売実態と情報提供の考察
【目的】
多くの健康食品、サプリメントを販売している薬局、ドラッグストアでの販売実態を調査し、本当の意味での栄養素補填、健康維持に利用できるために、どのように薬剤師が真偽を見極め、どのように情報提供していくべきかを検討する。
【方法】
ドラッグユタカに勤務する薬剤師に現場での健康食品・サプリメントに関する問題点などを調査するためのアンケートを実施した。さらに、医療機関(主治医)への患者さんの健康食品服用に関する情報提供として、昨年第39回に本薬剤師学術大会にて発表した「お薬手帳」を利用し、その有効性について検討した。
【結果・考察】
アンケート回答者は、91名で、4年以上勤務するものは、67%で、9割の薬剤師が店頭でよく売れている健康食品の知識を持っていると回答していた。さらに、健康食品について誤解をもっているお客様が多いと感じ、そしてそれについて見解をただすのは、81.3%であるが、その背景に、確実なデータがなく説明不足になることもわかった。健康食品・サプリメント販売時に、薬物治療中であるか、それ以外に服用しているものがあるかどうかを確認するのは約半数で、主治医へ健康食品を飲んでいることを伝えるよう説明するのは、63.7%であったが、そのうち、患者さんが医師に伝えるつもりがなさそうであると判断されるのはその半数あることもわかった。医師から健康食品について質問された経験があるのは、12.1%で、配合されている成分や期待される効果についての質問がほとんどであった。一方、薬剤師からは、医療用医薬品と相互作用の報告がある健康食品情報について83.5%が主治医に是非伝えておきたいと思っていることがわかり、その情報を伝えるために、現在利用しているお薬手帳の活用が有効であると68.1%が答えている。
【結論】
当薬局・ドラッグストアでの薬剤師による健康食品・サプリメントの販売において、確実なデータがないために、自信を持ってその期待される効果、個々の状況に応じた商品選択ができない現状がある。社内DI室の活用を啓蒙し、製造メーカ-からの情報入手を積極的に行う必要がある。また、患者さんを中心として主治医と薬剤師との間で、医薬品、健康食品情報も共有する必要があり、「お薬手帳」は有効な情報共有手段の1つと考えられる。
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