お薬に関するQ&A

妊娠前から治療のために薬を飲んでいますが良いでしょうか?

妊娠期間中でも、糖尿病や心疾患等、それらを治療しておかなければ妊娠の継続が困難な場合もあります。妊娠中でも薬が必要な場合、医師はできるだけ安全なくすりを選択して治療を継続しますので、妊娠に気がついたら、医師に相談し、指示に従って服薬を継続してください。

インフル工ンザの薬は薬局にないの?

薬局・薬店で購入できる市販のかぜ薬は、頭痛や発熱、鼻水、咳などの諸症状を緩和するもので、インフルエンザウイルスに直接くわけではありません。
インフルエンザと思われる症状が現れたときは、すみやかに医療機関を受診することをおすすめします。
現在、インフルエンザウイルスに対するくすりはアマンタジン(シンメトレル)、ザナミビル(リレンザ)、オセルタミビル(タミフル)の3種類が主流です。
アマンタジンは内服薬でA型ウイルスにのみ効果があります。ザナミビル(リレンザ)、オセルタミビル(タミフル)はインフルエンザウイルスのA型B型の両方の型に効果があります。
ザナミビル(リレンザ)は吸入薬、オセルタミビル(タミフル)は内服薬で、カプセルとドライシロップの2種類の剤型があります。これらは、感染初期にウイルスが細胞に伝搬するのを阻害して、増殖するのを抑制します。ただし、発症後48時間以内に服用を開始しないと効果が得られにくくなります。
オセルタミビル(タミフル)は、小児への使用については注意が必要であり、最近になって、オセルタミビル(タミフル)で効かない(耐性を持った)ウイルスも確認されています。
医師の処方が必要なくすりですので、症状が現れた場合には、医療機関への早期の受診が重要となります。

ニコチンパッチは朝と夜どちらに張るのが効果的でしょうか?

朝、起床時に貼って、就寝前にはがしてください。
(市販タイプの使用法はそのように記載されています。)
ニコチンには強力な覚醒作用があるので夜貼ると眠れない、眠りが浅くなる、その結果日中眠くなるなどの症状が出やすくなるので、そういう意味からも朝に貼るのが適しています。
夜眠れなくなったり、日中眠気が強く感じられた時の対処法は、ニコチン量の少ないものに変更したり、貼付の使用を中止し、ガムタイプに変更するなどの方法があります。

タバコを止めるための貼り薬やガムは薬局にありますか?

禁煙補助剤として、ニコチンガム(商品名:ニコレツト)とニコチン貼付薬(商品名:ニコレットパッチ、ニコチネルパッチ、シガノンCQ、など)があります。貼付薬は以前は医師の処方せんが必要でしたが、2008年より、薬局でも薬剤師の指導のもと購入できるようになりました。
これらは、喫煙者に現れるニコチン離脱症状(禁断症状)を緩和するために、ニコチンを喫煙以外の方法で体内に補給しながらニコチン依存症から離脱(禁煙)させるための商品で、この方法をニコチン置換療法といいます。ガムはニコチンを口腔粘膜から、貼付薬は皮膚から吸収させるものです。ニコチン置換療法中はタバコを吸わないようにしてください。
ニコチンの過剰による体調不良(頭痛、めまい、吐き気等)を起こす可能性があります。
【ガムタイプ】
ガムには、1個の中に2ミリグラムのニコチンが含まれており、タバコを吸いたい時に1回につき1個、30分程度の時間をかけて噛むことで口の中の粘膜からニコチンが吸収され、禁煙時のイライラ感を和らげてくれる効果があります。
【貼るタイプ】
1日1枚、身体の一部に貼るだけです。禁煙の期間に応じて2〜3種類のサイズがあります。サイズが小さくなるにつれて、ニコチンの含量が少しずつ減っていきます。大きいサイズから始めて減量していきます。

熱で溶けてしまった軟膏剤を冷やして固くなれば使っても大丈夫?

一度溶けてしまった軟膏は、使用されない方がよいでしょう。
軟膏剤の多くの基剤は熱が加わると溶けてしまいます。
一度溶けてしまったものを再び固めても、軟膏の有効成分は基剤の中で均一になっているとは限りません。
特に夏の場合、車内(ダッシュボードの上)はかなりの温度になりますので気をつけましょう。