冬場に流行する感染症について

冬場に流行る感染症といえば、「インフルエンザ」や「ノロウイルス」を思い浮かべる方が多いと思います。この2つの感染症については目や耳にすることが多いと思いますが、今回は、それらと見分けがつきにくい冬場に流行する感染症について解説します。

①RSウイルス感染症

RSウイルス感染症とは、せき・鼻水などの呼吸器系の症状が特徴の感染症です。生後1歳までに半数以上、2~3歳までにほぼ全ての子どもが1度は発症するといわれています。何度か感染するうちに、このウイルスに対する免疫ができるため、大人が発症しても軽い鼻風邪程度で治まることが多いようです。そのため、大人が感染してもちょっと体調を崩しただけだと思い、知らないうちに乳幼児に感染してしまうことがあります。

これは乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因のひとつとも考えられており、乳幼児の場合、インフルエンザよりも死に至るケースが多いとされています。
RSウイルス感染症

②ロタウイルス感染症

ロタウイルス感染症は、5歳までにほぼ全員がかかるとされる感染性胃腸炎です。体内に免疫ができると生涯有効に働くため、健康な大人はロタウイルスに感染しても軽い症状で治まります。
しかし、乳幼児や免疫力が低下した高齢者が感染すると重症化しやすいため、感染しないよう注意が必要です。

症状はノロウイルス感染症とほぼ同じです。白い便が特徴とされていますが、必ずしも白い便が出るとは限りません。生後6週から24週の間に接種するワクチンが利用可能です。
ロタウイルス感染症

③溶連菌感染症

溶連菌は健康体に害のないものから、病原性の強いものまで様々な種類があり、急性咽頭炎のほか、扁桃炎・猩紅熱しょうこうねつ・急性糸球体腎炎・リウマチ熱など、様々な疾患を招くことのある細菌です。
特に問題となるのが咽頭炎を起こす「A群β溶連菌」で、高熱を伴い、時に全身の発疹や舌の表面に赤いブツブツができる「苺舌」いちごじた等を特徴とする症状を引き起こします。

適切な抗生剤を定められた期間しっかり服用することにより、初期症状や合併症を抑えることができます。
溶連菌感染症

乳幼児と高齢者は感染症に注意!

インフルエンザやノロウイルスは遺伝子の変異が激しいため、免疫機能が十分に働かず、再感染の度に強い症状があらわれます。
一方、上記のような変化の少ない病原体の場合、再感染時には軽い症状で治まるのが特徴です。

ある程度の病原体との接触は、成長の過程で避けて通ることができず、必要な面もありますが、家族や身近に免疫機能の未発達な乳幼児や、免疫機能の衰えた高齢者がいる場合、病原体のキャリア(無症候性保菌者)となってしまわないよう注意することも必要です。
乳幼児と高齢者は感染症に注意!

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