秋といえば「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など楽しいことが目白押しですね!
ところが、過ごしやすいはずの秋なのに「なんだか元気がない」「食欲がない」「頭が痛い」といった、体の不調が気になる方も多いのでは?実はその症状の正体は、秋バテかもしれません。
夏バテとは、8月の暑い時期に体力や食欲が低下し、なんとなく体がだるい・食欲がないといった不調があらわれる症状のことです。しかし、涼しくなった9月下旬頃から、体がだるい・食欲がないといった夏バテに似た症状があらわれてしまうことがあります。これを「秋バテ」と呼びます。
夏場は、クーラーによる室内と屋外との寒暖差から、自律神経が乱れ血行不良になりがちです。
下記の項目で3個以上当てはまったら、「秋バテ」の可能性があります。何個当てはまるかチェックしてみましょう。
□舌に白いコケ状のもの(舌苔)がつく
秋バテは生活リズムが崩れたときに起こりやすくなります。特に冷たいものを摂り過ぎると、内臓が冷えて、免疫機能の低下につながりますので注意しましょう。
生活リズムを整えるためのポイント
・37〜39℃のぬるめのお湯にゆっくりと浸かり1日の疲れを癒す
・マッサージやストレッチで体のコリをほぐす
・毎日20~30分のウォーキングなど有酸素運動を取り入れる
・ビタミン・ミネラルなどの栄養素を積極的に摂る
秋バテ対策には、カボチャ・さつまいも・きのこ類・鮭・豆乳・ぎんなん・山芋・ハチミツなどを積極的に摂るのがおススメですよ。
「日焼けをしたあと、とても疲れた」という経験はありませんか?これは、紫外線が全身の免疫システムに異常をきたし、体力を奪ってしまうからです。少し涼しくなったからといって、紫外線対策を怠り、紫外線を浴びすぎると、疲労が蓄積され、秋バテを引き起こすこともあります。